料理好きで鉄鍋は初めて使うというあなたへ。「どの鉄鍋がおすすめですか?」と聞かれたら『ニューラウンド万能鍋』と胸を張ってお答えします。
その名前の通りどんな時でも使える鍋で、冷蔵庫にある食材でさっと作りたい時も、普段よりちょっと張り切って作りたい時も、料理のジャンルやシーンを問わず様々な場面で活躍する鉄鍋です。
万能鍋は「作った料理をそのままテーブルに出したい。温かいまま食べたい。」という職人の想いのもと作られ、発売から50年近く経つ今も多くの人に愛され使い続けられています。
この記事ではそんな万能鍋についてご紹介していきます。
鍋、フライパン、器としても。
万能鍋は丸いフォルムに持ち手が両側に付いた形の鉄鍋です。蓄熱性が高い鋳鉄素材のため熱ムラが少なく、余分な水分の流出を防ぐため炒め物もべちゃっとせずに仕上がります。食材が中央に集まりやすいため炒める・和える工程もスムーズです。
カセットコンロで熱々の鍋料理を愉しむもよし、木台を使いそのまま食卓に置いてうつわとして使うもよし。調理から器まで一人二役でこなしてくれる万能鍋は、季節を問わず毎日使えます。一つ持っておけばオールラウンドに活躍すること間違いなしの鉄鍋です。
専用の鉄蓋を使用した蒸す・炊く調理もお手の物。鉄蓋の重さが食材の旨みと必要な水分を逃がさず、ふっくら美味しく仕上げます。
蓋も活躍する優れもの
パンをトーストしたい時や、料理を温め直したい時。そんな“さっと”調理したい時は万能鍋の「蓋」の出番です。鍋本体と同じ鉄鋳物製の蓋は、手軽に取り出せて使える優れものです。適度に水分を残し外はカリッと中はふわっと仕上げます。
ハンバーグやグリル野菜を愉しむステーキ皿にもおすすめです。
20代の青年職人が手掛けた万能鍋
万能鍋を手がけたのは石膏原型職人の及川松美さんです。「石膏原型」とは鉄器の図面を石膏に起こしたもののことで、石膏原型からアルミ原型が作られ、アルミ原型から鉄を流し込むための砂型が作られます。
松美さんは普段依頼された石膏原型を制作する仕事のかたわら、自らデザインしたものの石膏原型の制作をしています。万能鍋も松美さん自らがデザイン・制作したものです。
通常の石膏原型制作は図面を参考に作っては修正する作業を数回繰り返しますが、万能鍋は1回で形が決まったと松美さんは語ります。
万能鍋が作られたのは今から50年近く前。松美さんが20代の頃でした。
「作った料理をそのままテーブルに出したい。温かいまま食べたい。」という想いを抱いていた松美さんですが、そんな鍋のデザインを考えようと意識していたわけではなかったそう。常日頃考えていることが、ある日ふとした時に組み合わさり、一気に万能鍋の形を思いついたそうです。
万能鍋が作られた当時、調理道具にも食器にもなる鉄器といえばレストランで使われるステーキ皿が主流でした。蓋も木製のものが多く“本体も蓋も鉄製でどちらも使える”という鉄器自体が画期的なものでした。
出来たての料理をそのまま食卓に運び器として使うことができる万能鍋は、その普遍的なデザインと機能性が高く評価され1974年にグッドデザイン賞、1992年にはロングライフデザイン賞を受賞しました。今日まで多くの方に選ばれ続けているOIGENのロングセラー商品です。
『ニューラウンド万能鍋』は食卓の今までの50年も、これからの50年も支え続けてくれる鉄器です。「どの鉄鍋がおすすめですか?」と聞かれたら、自信を持って万能鍋をおすすめします。
現在公式オンラインショップではライフスタイルに合わせて使いやすい3種類のサイズを販売しております。
18cm(1~2人分) | 22cm(2~3人分) | 27cm(4人分以上) |
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