今回ご紹介するのは、大切な人と囲む冬の食卓のメインにぴったりな煮込み料理。じっくり煮込んだスペアリブとかぶは、ほろっと柔らかく、甘みとコクのある味わい深いトマトソースによく合います。パンやワインと一緒にいかがでしょうか。
一見ちょっとハードルが高そうなスペアリブの煮込みですが、実は手順がとてもシンプル!肩肘張らずに作れて、特別な日の定番にしたくなるレシピです。
スペアリブと冬野菜のトマトオリーブ煮込み
【材料】2人分
スペアリブ(骨付き豚バラ肉) | ... | 500g(骨込みの重さ) |
小かぶ | ... | 3個 |
白菜 | ... | 1/8株 |
ソース |
||
カットトマト缶 | ... | 300g |
水 | ... | 100ml |
オリーブの実(種なし) | ... | 10粒 |
粒マスタード | ... | 大さじ1 |
はちみつ | ... | 大さじ1 |
きび砂糖 | ... | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ1/2 | |
塩 | ... | 小さじ1/2 |
黒胡椒 | ... | 適量 |
油 | ... | 適量 |
【手順】
- 1.下準備をする。
スペアリブの両面に塩少々(分量外)と黒胡椒をかける。
小かぶは皮を剥いて4等分に切る。
白菜は食べやすい大きさにざっくり切り、塩と合わせて少し揉む。白菜から出た水分は絞っておく。 - 2.オリーブを刻んでソースの材料と混ぜる。
オリーブを刻んでソースの材料と一緒にボウルに入れて混ぜる。 - 3.熱した鍋に油を馴染ませ、スペアリブを両面しっかり焼く。
鍋を熱して油を馴染ませる。スペアリブを中火で焼いて両面にしっかり焦げ目をつける。(一度に焼けない場合はバットなどに取り出して2回に分けて焼く。) - 4.スペアリブ、小かぶ、ソース、白菜の順に入れて木蓋を閉める。
鍋にスペアリブを入れ、その上に小かぶ、2のソース、白菜の順で入れる。木蓋を閉めて中火にかける。 - 5.沸騰したら全体をならして弱火で40分以上煮込む。
沸騰したら木蓋を取って全体が汁に浸かるようにならす。火力を弱火にして少しふつふつするくらいの状態で40分以上煮込む。
煮込んでいる途中も全体が汁に浸かるように木べらなどで適宜ならす。 - 6.スペアリブに火が通ったら完成。
スペアリブに火が通ったら完成。食べ頃はスペアリブの身を骨から簡単に外せるようになった頃です。1時間くらいじっくり煮込むとお肉がほろっとしてきます。
POINT!
※スープのように食べたい場合は、下準備で白菜の塩揉みをせずに生のまま鍋に入れます。
※スペアリブは骨が付いている部分に火が通りにくいです。中まで火が通るように40分以上かけて煮込みます。
今回使用した鉄器
お国自慢鍋ツル付 18cm
お国自慢鍋ツル付 18cm
お国自慢鍋ツル付 18cm
昔ながらの古風なツル付きの鉄鍋です。温かみを感じる焼杉の木蓋は、対流熱を閉じ込め食材にじっくり熱を伝えるだけでなく、余分な水分を吸収してくれます。直火はもちろんIH調理器でも使用可能です。
【冬季限定】お国自慢鍋ツル付 18cm 特別セット
お国自慢鍋ツル付 18cm 特別セット
お国自慢鍋ツル付 18cm 特別セット
『お国自慢鍋ツル付 18cm』にわら座とお手入れ用たわしが付いたセット。出来立ての状態をわら座に載せれば、鍋のままお召し上がりいただけます。さっと取り出して使えるサイズ感で毎日の食卓で活躍します。
レシピ監修 美里さんより
今年も残すところひと月。友人や家族と集まって食事をする予定が多くなる季節でしょうか。そんな季節につくりたいちょっと特別感のあるお肉料理です。手順はとてもシンプルで簡単なので、ぜひお試しいただきたいです。お肉に焼き目をつけてから、そのまま煮込むことができるお国自慢鍋ならではのレシピだと思います。
レシピ/料理 植山美里
【プロフィール】HP:Misato Ueyama
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。
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