岩手の「南部鉄瓶」の愛好家のSさんよりいただいたおたよりと写真をご紹介させていただきます。
『炭火を熾し、愛用の鉄瓶を乗せ、湯ができたら、それをいただく。
傍ら煙管で遊ぶその時間は、まさにおっさんの愉しみ。
いつのまにか夕方になり、その湯で焼酎を割り始める』
冬将軍が窓を揺らす東北の冬。お休みの午後に、炭火を見ながら、過ごす自分の時間を愉しむ。鉄瓶の湯気が炭火を受けて吹き上がる。少し火箸を動かして炭火をコントロールする。炭の音、灰汁が飛ぶ。火が動く。少しにやにやしているSさんの様子が見えるようです。
お使いの鉄瓶は「観月アラレ」。
IHでもガスでも使える鉄瓶ですが、炭火の上の姿もいいですね~。鉄瓶がお湯を沸かすだけの道具ではなく、時間をも温める相棒でもあることがわかります。
最近、インスタやFacebookでは、キャンプでOIGENの南部鉄器や鉄瓶をお使いのお客様が多く見受けられます。焚火を見つめている時間がリラックスするとか。家の中の小さな火鉢で、炭火を見つめることも同じように、心がゆっくりする時間なのです。
鉄瓶のまろやかなお湯で割った焼酎はさぞ、美味しいことでしょう。
