11月25日に秀春と久仁子、円佳は石巻にタミさんを訪ね、一緒にお墓詣りに行きました。お墓は稱法寺。
3,11の津波で大きな被害を受けたお墓の一つです。
近江家のお墓も例外なく墓石が動き悲惨な状態でしたが、今年のお盆前に直すことができました。白い玉砂利がひかれていて、きれいに整備されていて、少し安心。
「きれいになったでしょう」とほほ笑むタミさん。
近江家のお墓の前では今まさに お経を終えた家族がいました。そこでタミさんは「拝ませてください」と言って、手を合わせ・・・
本堂は、思いっきり風通しの良い風貌に変わっていました。久仁子の記憶では、本堂の近くには、大きな鐘楼があって、石巻らしく船を形どった石のモニュメントがありました。モニュメントは残念ながら、帆が折れて、鐘はどこかに行ってしまったそうです。
本堂の柱には、夕日が美しく光っていました。
どうぞ被災地の人々と歴史と思い出をお守りください。