お客様にとって、ゆっくりくつろげる、愉しい場所でありたい。
地域社会にとって、知り合いに教えたくなる自慢の場所でありたい。
OIGENにとって、直接だからこその、愉しみやご意見やアイデアを頂ける場所でありたい。
従業員にとって、丹精込めて作った商品を、誇りをもって発表する場でありたい。
私たちは、ファクトリーショップを愉しさではかなわない!と言われる場所にすることを目指して、今回グランドオープンをいたします。
(1月25日 片付け開始)
(1月27日 工場スタッフ制作の4mのテーブル納品)
(2月3日 入口ドアのハンドル造型)
(2月9日 工場スタッフ制作の展示台が納品され、鉄器の展示が始まる)
(2月10日 壁面塗装)
(2月19日 モニュメント制作大詰め)
(2月21日 最終チェック)
ショップの中央には4mのテーブルと12客の椅子を用意いたしました。
お買い物の間にお座りいただいて冊子を読んだり、スタッフと商品についてお話をしていただいたりする時間と空間を愉しむ場所です。机の上で鉄瓶と瓶敷を持ってきて合わせてみたりと、店内の商品をお手に取って愉しい時間をお過ごしください。
コロナウィルスが落ち着いた際には、ゆっくりと白湯をお飲みいただいたりもできるかなと思っております。
ショップの扉(2月末納品予定)の取っ手は、「焼き焼きグリル(弊社商品)」を使って愉しいものを製作中です。ショップスタッフのユニフォームも新しいデザイン(2月末納品予定)になります。
さて、なぜこの時期にグランドオープンをするのかについてお話をさせていただきます。10月末にお客様からショップスタッフの対応について厳しいご指摘をいただきました。
OIGENでは、それを重く受け止め、事実確認をし、反省内省をして、接客に対しても、スタッフの育成についても根本から考えることといたしました。そのために1月8日よりショップの休業を決意し、担当者での話し合いを重ね、外部の方々のご指導も得て現在に至っています。
「リニューアルオープン」ではなく「グランドオープン」とした理由は、これからのOIGENのお客様へのご対応をよりよく変えていくという思いを込めているからです。
OIGENは今年創業から170年を迎えます。今後の10年、180年周年に向けて、お客様と社員が共に愉しむ場としてのショップの在り方を考えてまいります。
まだまだ至らない点は多々あろうかと思いますが、気になることがありましたら遠慮なくお伝えいただけましたら幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
モニュメント「鉄に命を注ぐ」
鉄は割れたり使えなくなったりしたら、また溶かして新しい製品に生まれ変わる環境にやさしく無駄がない循環型の材料です。
OIGENの工場でも製品の歩留まり部分などはもう一度とかして再生します。
それを形で表すことができないかと工場長に相談したところ、
「俺たちは鉄に命を注いでいる。それを表せないだろうか。タイトルは感性の極み。サブタイトルは~DNAそして受け継ぐ。螺旋状に上に伸ばしたものが作れないか?」
とカッコイイ!アイデアをくれました。
ショップデザインをお手伝いしてくれているデザイナーも大喜びして、現場に入って一緒に作り上げ、そのモニュメントはショップに展示されています。
工場のスタッフの頑張りもお愉しみください。