事務所直売所に一ノ関市の及川様御一行様が いらっしゃいました。
及川さんは夜ごはんにいつもOIGENの羽釜を竈でお使いです。
「炊いている最中はね蓋を決して開けない。松の葉で火をおこして、薪で炊くんだよね。」と
かなりのこだわり様です。
「3.11はライフラインが止まったけれど、
この釜でごはんは炊けた。
そして大船渡の友人におにぎりも届けられた。」
えっ?あの時大船渡に行ったんですか?
「そう。一ノ関からタンクに水を入れて、発泡
スチロールにおにぎりを詰めて、北上経由で
遠野から大船渡に入ったね。
一般車は入れてもらえなかったけれど、
水タンクを見せたら通らせてくれたね。」
おにぎりを羽釜で炊いて?
「発砲スチロールに入れて5時間かかって
行ったけれど温かさが残っていて、
本当に喜ばれた。あの日は雪だったね」
活躍してくれました。羽釜!!
よくぞ、逞しくがんばった!
私たちが考えている以上に鉄釜は力を
見せてくれました。