3月9日と10日に上海郊外の【吉盛偉邦国際家具村】にて、岩手県伝統工芸品等展示商談会が開催され、久仁子はoigenの鉄瓶青年隊3名を連れて中国入り。たくさんの関係者の方々とコミュニケーションがとれたことと、中国のバイヤーの皆様からの大きな期待と要望などを受けて、たくさんの収穫を持ちながら無事帰国しました。
鉄瓶青年隊の今回のミッションの一つは、日中のお茶を通した鉄器のPR。
鉄瓶職人見習いの佐伯は抹茶をたてて、小野は緑茶を入れて、中国のバイヤーの皆様をおもてなししました。岩手ではこのパフォーマンスのために、プーアール茶の入れ方の講習を受けたり、抹茶の作法を勉強したりと準備して、本番に臨みました。鉄瓶職人ですが、彼らはただ作るだけではありません。お茶の世界を学んで、鉄瓶の意匠を文化から感じて、感性豊かな鉄瓶職人になっていきたいですものね。
南部鉄瓶は中国で大人気。EMSで送ったり、トランクに入れて中国に持ち込もうとすると止められてしまうほどです。この人気に乗じて南部鉄瓶をただ輸出するのではなく、文化の懸け橋としてブランドを大切にしつつ販売していく。そこにOIGENはこだわりながら中国を見つめています。