フランス人はたとえ英語が話せてもフランス語で話す。とはよく聞きますが、そのフランス人としての誇り高さがパリに行って古い街並みを歩くと私にもわかります。そしてその街並みや美術品に囲まれて暮らしていると、いいものとチープなものの区別がいつの間にかできるようになるんでしょうね。何年か前にパリに来た時にピカソ美術館に行ったのですが、小学生が授業で訪れていて、ピカソの絵の前に座り込んで模写をしていました。本物のピカソの絵が1m先に何十枚もある。そんな環境です。
パリは権力者によって区画整理をされた街ですが、その当時に思いをはせると、権力によって立ち退きをさせられた庶民がたくさんいるわけで、自由はなかったと思います。しかし皮肉なことに、そのことでまれに見る街ができ、世界に類を見ない誇り高きパリとなっている。世界中の観光客を毎日呼び込んで、フランス語を音楽のように聞かせているわけです。
OIGENの得意先のお茶屋さんのお店も昔の建造物の中にあります。すでに歴史のある壁・天井・床。この中に、美しく商品をディスプレィして、お客様をお迎えするわけです。
みんな勝負しているなー!
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ボージュ広場のアーケードの中のお茶屋
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ウインドウディスプレィ
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16区にある文化財に囲まれた得意先のショップ
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スタッフの女性。親切にお茶の説明をしてくれます。