5月17日にフレンチのエリックトロションシェフがOIGENにいらっしゃいました。
エリックシェフはフランス国家最優秀職人であるM.O.Fを受賞した方で、パリのレストラン「セミーヤ」でOIGENの鍋をお使いです。
シェフは、食材の生産者を回って生産者の想いや育て方を学ぶことはもちろん、私たちのような道具生産者の想いや生産現場を見学し、自分の愛する道具たちを学ぶことも大事にしているそうです。
レストランでお客様に伝えるのは、料理のおいしさと料理を取り巻くレストランそのもの。
ランチで訪れた江刺区の「新茶屋」という料亭では、雨に濡れた日本庭園に感じ入っていました。そして、「料理は五感で感じるもの。この産地の食材とこの雰囲気だからこそ、食事がより素晴らしいものになっている」と。
そして、OIGENの工場見学では、「これはすべて手作りである。たとえ機械を使っていても私にとっては手作りとしか思えない」と。
見学終了の時に「もう一度型に鉄を流しているところを見せてほしい」とおっしゃったシェフ、この工場で作られる鉄器を五感で感じていらっしゃいました。