「ジョブカフェいわて」から
8月22日にOIGENの鉄瓶職人「佐伯」が取材を受けました。
大学で鉄の造型をしていたところから鉄つながりで昨年の春にOIGENに入社。
周りの鉄瓶職人からは「センスがいい」と褒められ、10月の南部鉄器まつりに向けて自分の鉄瓶を制作中。
南部鉄瓶の職人数は減り続けています。
鉄瓶の技法は代々親から子へ引き継がれているのが水沢産地のやりかた。
しかし息子が鉄瓶家業を引き継ぐ。という時代は終わりを告げつつあります。
その中で、OIGENは独自の鉄瓶職人プロジェクトを立ち上げました。
産地の親方たちの協力を得て福島出身で鉄瓶を全く知らない青年を鉄瓶職人として育てるのです。
彼が一人前になるにはまだ年月がかかりますが、親方たちの情熱が継続してくれているのが何よりもありがたいところです。
佐伯が鉄瓶職人になることができれば彼に鉄瓶の技法が残ります。そして、次の弟子に教えながら鉄瓶職人の技法を未来に継続していくことができるのです。
皆様応援をよろしくお願いいたします。
OIGENでも早く佐伯の鉄瓶をwebで販売できる日が来ることを願っているところです。