日本の伝統工芸品が海外のお客様に大人気となっています。南部鉄瓶は特にお茶の大国である中国のお客様に大いに好まれています。
そこで、起こってきたのは
【今まで南部鉄瓶を取り扱ったことのない日本人バイヤーの、南部鉄瓶の爆買い】です。
お店において、中国人のお客様が来られたら、【日本の伝統工芸で、職人による手作りで、鉄分が出て、お茶が美味しくなって、お土産に最適です…】と販売なさるのでしょうか・・
下の鉄瓶、観月アラレ1,85リットルは、OIGENでの販売価格は、税込み16200円です。これを45000円で販売しているお店が出てきています。
この観月アラレに限らず、また弊社の鉄瓶に限らず、このようなことが起きています。OIGENでは、海外のお客様から直接
「なぜwebと店頭での価格が違うのか!」とお問い合わせを受けることが増えてまいりました。
商品の販売価格はそれを仕入れた方が設定してかまわないことになってはおりますが、お客様からのお問い合わせは、メーカーに来ます。そして、メーカーでは、その理由をご説明することができません。お客様は買い求めたお店を忘れていることも多く、私たちからそのお店に問い合わせることもなかなかできません。
このような現状が続けば、製造元の信頼も薄れ、南部鉄瓶の伝統にも傷がつくと思い、久仁子のへやでお伝えしています。
お買い求めの際はご納得のいく説明を販売員からお聞きなって、満足のいくお買い物を愉しんでほしいと思います。
