今回は、食欲がなくなる暑い夏でもさっぱり食べれる、お豆腐やレモン、醤油を使ったおひとり様分のドリアをご紹介。ごはんにはタコや海苔、バターの旨味がよく染み込み、牛乳ではなくお豆腐を使うことで、重くなくさっぱり・ヘルシーなドリアに。彩りや食感の組み合わせも◎なタコとスナップエンドウという食材もどんな味、どんな食感になるのか食べてからのおたのしみ♪
タコとスナップエンドウのお豆腐ドリア
【材料】分量:1人分
タコ | ... | 90g |
スナップエンドウ | ... | 5つ |
バター | ... | 8g |
絹ごし豆腐 | ... | 1/3丁 |
寿司用海苔 | ... | 1/4枚 |
ごはん | ... | 80~100g |
水 | ... | 適量 |
醤油 | ... | 小さじ1/2 |
塩 | ... | ひとつまみ |
ピザ用チーズ | ... | 適量 |
レモン汁 | ... | 適量 |
【手順】
- 1.下準備をする。
絹ごし豆腐は水切りし、ブレンダーやフードプロセッサーでクリーム状にする。
スナップエンドウは筋を取って、1/3~1/4にカットし、タコは食べやすい大きさのサイコロ状に切り、ひとつまみの塩をふる。 - 2.弱火でタコを蒸し焼き→水を入れ煮込む。
温めたココットにバターを入れ、溶かす。タコを加え、蓋をして弱火で30秒ほど蒸し焼きにする。水(タコが浸る位=ココット本体の2/3程度)を入れて、再び蓋をして弱火で煮込む。吹き始めたら、蓋を開けてさらに1分程熱を加える。 - 3.スナップエンドウ、ごはん、醤油も加え煮込む。
スナップエンドウ、ごはん、醤油の順に加え、蓋を開けてフツフツさせながら煮込む。
※吹きこぼれないように蓋は開けておく。
- 4.とろみが出たら火を止め、海苔を加える。
ごはんが汁気を吸って、全体にとろみが出たら火を止める。ちぎった海苔を加えて全体を軽く混ぜる。 - 5.豆腐、チーズの順にのせて、魚焼きグリルで焦げ目をつける。
クリーム状の豆腐、ピザ用チーズの順にのせる。魚焼きグリルで焦げ目がつくまで焼く。 - 6.最後にレモン汁を絞り完成!
お好みの焼き色がついたら、レモン汁を絞り完成。
POINT!
※使用するごはんは、炊き立てでも冷や飯でもOK!
※手順1)ブレンダーやフードプロセッサーが無い場合は、スプーンで豆腐がなめらかになるまでつぶしてください。
こんがり焼き色がついたドリアを魚焼きグリルから取り出し、アツアツのまま食卓へ。一見小さいココットMですが、思いのほか具材がたっぷり入り、マリネやサラダの付け合わせを用意すれば、もう十分満足できる休日ランチの完成です。
ごはんにはタコや海苔、バターの旨味がよく染み込み、牛乳ではなくお豆腐を使うことで、重くなくさっぱり・ヘルシーなドリアに。ガス火→魚焼きグリルで仕上げ!という作り方は、小さいココットならでは。大きな鉄鍋をみんなで囲む食卓も良いけど、たまにはひとり一台のマイ鉄器で贅沢に。そんな特別な食卓をココットMでいかかでしょうか。
今回使用した鉄器
「クックトップココット 10cm M」
クックトップココット 10cm M
クックトップココット 10cm M
世小さいながら機能性に富み、テーブルウェアとしても食卓を彩る手のひらサイズの小鍋。プロの料理人の意見を参考に、料理がすくいやすい底面とスタッキングできる点(※)がポイント。
※ココット専用の鉄蓋を裏返し、他のクックトップココットをのせてもずれる心配がなく、しっかり安定するような本体裏面と蓋裏の設計をしています。
レシピ監修 美里さんより
「6月の風を海から山から。」とふんわりイメージして作った今回のレシピは、蛸と海苔の香り、エンドウ豆の甘みを楽しんで頂けると思います。蒸し暑くなるこの時期にさっぱり食べれるようにソースにはお豆腐とレモンを。しっかりとバターを使っているのでコクもありつつ、さらりと食べることができます。
そして、これまで2年間のレシピ連載では使ったことのない食材を使ってみたかったので「蛸だ!」と思い立ち、今回のレシピが出来上がりました。ココットMは煮込む深さもあり、調理しやすく、ちょうど1人分のごはんの量にぴったりなので、手軽に使いやすい鉄器だと思います。あと見た目も可愛いのでついキッチンに置いてみたくなります!
レシピ/料理 植山美里
【プロフィール】HP:Misato Ueyama
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。