及源鋳造のものづくり

社長がうちあける「ちょこっと鍋」誕生秘話

ちょこっと鍋はこうして生まれた 

OIGENは30年以上にわたって、海外に商品を輸出しています。

上の写真は、2006年2月にドイツのフランクフルトで行われているヨーロッパ最大の家庭用品&ギフトの見本市「アンビエンテ」に参加した時の写真です。
今から15年前ですね。
私の横にいるのは通訳をしてくれていた女性でHANAKOさん。お父さんがドイツ人でお母さんが日本人でフランクフルト在住の当時大学生。
私たちは年も離れていたのですが、なぜかとても気が合って、毎年2月にこのメッセで会うことを愉しみにしていました。(当然今でもお友達です💛)
 20年ほど前、メッセ期間中に彼女が私を自宅に招いてくれました。
メッセ会場から電車に乗ってバスに乗って着いたのはアパートの2階(だったかな?)のおうち。
白髪の大きなお父さんと、大阪出身の明るいお母さんが迎えてくれました。
大きな窓のある居間には古いタンスが置いてあって、がっちりしたテーブルの上にお食事の用意がされていました。
 テーブルの真ん中に、なにやら電気で鍋を温めるらしい電化製品があって、その周りにチーズやキノコやパプリカなどの食材がきれいに切って並んでいました。

(当時のものではありません。2020年にHANAKOさんから頂いた写真です)

(同上)
 「温め電化製品」は「ラクレット」というものでした。
取っ手の着いた四角い鍋に食材を置いて「温め電化製品」にカチッと置きます。熱が入ります。食材が焼けたころに取り出して、チーズを乗せてまた焼いてとろけさせて食べる。(私の記憶)

なんて、おもちゃみたいなかわいらしさ!大きなお父さんも小さなお鍋に食材をにこにこと乗せておちょぼ口で食べるのです。
日本にはない「温め電化製品」に感動の夜でした。

今はデュッセルドルフにいるHANAKOさんに聞いたところ、「ラクレットは普段食べる晩御飯ではなく、特別な日に食べる料理です。ドイツではクリスマスとか大晦日に家族と集まって大勢で食べます。いろんな野菜(トウモロコシ、マッシュルーム、ズッキーニ等)を小さな鍋に乗せてラクレットチーズで焼いてから、茹でたジャガイモと一緒に食べる。そのあと鍋に直接チーズを入れて溶かしてからハムなどにかけて一緒に食べる方法もあります。あの時は多分父のアイデアだったと思いますよ。久仁子さんに独特なドイツ料理を紹介したかったから。そうそう、ラクレットは日本のすき焼のような感覚で登場します。」。

ラクレットを知った次の日、見本市が終了してから私は本屋をのぞきました。(HANAKOさんの紹介のおかげで私のフランクフルト街歩きは安心したものでした)
もちろん「ラクレット」のレシピ本を探していたのです。

私はすでに頭の中で考えていました。「南部鉄器でラクレット」
「温め電化製品」は?
四角い小さな鍋は?
何かいい鍋ができそう、できそう、できそう。。。

日本に帰ってまとまったのです。
「温め電化製品」は「オーブントースター」
「四角い鍋」は「ハンドル取り外しの四角い小鍋」

ドイツの「ラクレット」にヒントを得た南部鉄器の四角い鍋を作り「ちょこっと鍋」と命名しました。

「温め家電製品」はオーブントースター

2枚並べて入ります

もちろんガスやオーブンでの使用もOK

角型なので卵焼きも得意です

朝ごはんの目玉焼き。そのままテーブルに持って行って熱々をどうぞ

バル気分でアヒージョなどもお愉しみください

HANAKOさんのお父さんがご馳走してくれなかったら、この「ちょこっと鍋」は誕生していませんでしたね。

ドイツのお父さんのあたたかなおもてなしを思い出すこの鍋は、このようにして誕生したのでした。
20年以上のロングセラーです。
ちなみに、20年前になりますが、私は娘の幼稚園のお弁当作りには「ちょこっと鍋」を使っていました。


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