「タルティーヌ」とは、スライスしたバゲットやカンパーニュにお好みのジャムや食材をのせた、フランス式”オープンサンド”。フランスの一般家庭で親しまれている定番料理です。今回は魚焼きグリルやトースターを活用して、お酒のあてにぴったりなちょっと大人な味の”タルティーヌ”をご紹介します。
タルティーヌ
【材料】分量:タルティーヌ2個分
パン | ... | 2切 |
オイルサーディン | ... | 30~40g |
マッシュルーム | ... | 2個 |
たまねぎ | ... | 1/4個 |
にんにく | ... | 1/4片 |
モッツァレラチーズ | ... | 適量 |
パセリオイル | ... | 適量(生パセリでもOK) |
ピンクペッパー | ... | 少量 |
パセリオイルの作り方
細かく刻んだパセリをオリーブオイルなどのオイルと合わせたら完成!
【手順】
- 1.下準備をする。
パンを2~3cm程の厚さにカットし、マッシュルームは薄くスライスする。たまねぎも薄くスライスし、塩少々(分量外)で揉みしばらく置く。その後水分をよく絞っておく。にんにくはすりおろし、身をほぐしたオイルサーディンと合わせる。 - 2.グリルでパンを焼く。
温めた焼き焼きグリルでパンを両面焼く。(火加減:弱~中) - 3.材料をトッピングし、魚焼きグリルで焼く。
パンに焼き色が付いたら火を止める。たまねぎ、マッシュルーム、オイルサーディン、最後にちぎったモッツァレラチーズの順でトッピングをし、魚焼きグリルの弱火で焼く。
※トースターをご使用の場合は、下記のレシピ動画を参照ください。 - 4.チーズが溶けたら、ピンクペッパーとパセリオイルをのせて完成!
チーズにほんのりと焼き色が付いたら、魚焼きグリルから取り出し、パセリオイルとピンクペッパーをお好みの量かけて完成。
鉄鋳物ならではの蓄熱力に加えて、深さがあることで増す「輻射熱」により、接地面だけではなく、側面からも熱が伝わります。スライスしたパンに食材をのせて焼いただけのシンプルな調理なのに、存分に”特別感”を味わえるおしゃれなタルティーヌ。専用ハンドルでテーブルへ運んで、アツアツをお愉しみください。
※輻射熱とは:電磁波が空間を伝わり、物体にぶつかる際に放出される熱のこと。
今回使用した鉄器
「焼き焼きグリルぽっちゃり深形」
焼き焼きグリルぽっちゃり深形
焼き焼きグリルぽっちゃり深形
直火、魚焼きグリル、オーブントースターで使える鉄のグリルプレートです。料理は木台にのせてそのまま食卓へ。熱々を愉しむ器に変身します。
レシピ/料理 植山美里
【プロフィール】】HP:Misato Ueyama
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。