今回は、ホタテの旨みたっぷりな炊き込みご飯の作り方をご紹介いたします。美味しさのポイントは、お米と一緒に炊くホタテと、焼いて後のせするホタテを準備すること。ホタテが持つ旨味とコクをより堪能することができます。炊き立てのご飯をお茶碗によそったら、仕上げに青しそをのせてお召し上がりください。お好みですだちなどの柑橘類を絞っても美味しく頂けます。
ホタテの炊き込みご飯
【材料】
米 | ... | 2合 |
酒 | ... | 大さじ2 |
薄口醤油 | ... | 大さじ2 |
水(炊く用) | ... | 300ml |
ホタテ | ... | 6個 |
生姜 | ... | 30g |
青しそ | ... | 適量 |
【手順】
- 1.下準備をする。
ボウルに米を研ぎ、米全体が浸るくらいの水で1時間程浸水させる。
酒と醤油を混ぜてホタテを漬ける。生姜は千切りにする。 - 2.ホタテを焼く。
漬けておいたホタテを取り出し、分量の半分(3個)を焼き目が軽くつくまで両面焼く。 - 3.ごはん釜に米と調味料を入れて火にかける。
浸水していた米の水を切り、水と調味料と一緒にごはん釜に入れる。木べらで軽く混ぜたら蓋をして中~強火にかけて5分程加熱する。
- 4.蓋を取り木べらでかき混ぜる。生姜半量とホタテをのせて中火で加熱する。
蓋の周りがぶくぶくと吹いてきたら、蓋を取り木べらなどで米をかき混ぜる。刻んだ生姜半量と、焼いていないホタテ3個を米の上にのせて蓋をして、火力を中火にして5分加熱する。 - 5.弱火で5分加熱し、10分蒸らす。
火力を弱火にして、さらに5分加熱する。火を止めてそのまま10分蒸らす。 - 6.生姜と焼いたホタテをのせて全体を混ぜる。茶碗によそい青しそをのせて完成。
炊き上がったご飯に残りの生姜と2で焼いたホタテをのせる、ホタテをほぐしながら全体を混ぜる。
ご飯を茶碗によそい、仕上げに青しそをのせたら完成。お好みですだちなどの柑橘類を絞ってお召し上がりください。
今回使用した鉄器
「南部ごはん釜 2合炊」
南部ごはん釜 2合炊
南部ごはん釜 2合炊
短時間でふっくら美味しいご飯が炊ける鉄のごはん釜。お好みの炊き方や加熱時間を見つけて、ふっくらご飯から香ばしいおこげまで様々な愉しみ方をお試しください。
焼き焼きグリル スリム 2個セット
焼き焼きグリル スリム 2個セット
直火は勿論、魚焼きグリルやオーブントースターでも使用可能。2人それぞれでの使用や、違う食材を一度に調理できるのが特徴です。
レシピ監修 若生さんより
ホタテの旨味、生姜の香り、一口頬張るとほっこりしあわせに…この鉄のごはん釜は、そんな愉しみを共有できる相棒です。今回はガス火でことことプクプク炊いてみました。
レシピ/料理 若生和江
【プロフィール】
1962年岩手生まれ。2007年「やまんば汁」で岩手県「食の匠」の認定を受け活躍中。岩手の風土の中で食べ継がれてきた郷土の料理を今に伝えつつ、人と土、人と人を料理でつなぐこと信条としている。「食べること」を通して、「自然とつながる豊かな暮らし」をめざす自称「平成のやまんば」。
※岩手県「食の匠」とは
岩手の食文化の発信活動を促進し、地域活性化を促すために、長年培われてきた郷土料理の優れた技術を有する者を「食の匠」として認定している。