鉄のごはん釜で炊く 美味しいごはん
日本人にとって「ごはん」は特別なもの。さらに新米の季節となれば、美味しいごはんをいただく瞬間は、何にも代えられない至福の時です。
その“美味しいごはん“を炊く道具として高温状態を維持できる鉄釜はとても優秀でおススメです。
この記事では4ステップでできるふっくら美味しいごはんの炊き方をご紹介いたします。
はじめて鉄製のごはん釜を使用する方でも、美味しく炊ける方法を考えました。沸騰するまで蓋をしない、途中でかき混ぜるなど、馴染みのない炊き方かもしれませんが、OIGENイチオシの炊き方でふっくらごはんをお愉しみください。
※2024年9月より、OIGENイチオシのごはんの炊き方をリニューアルしました。「南部ごはん釜」のご購入時期やご購入店様によっては、リニューアル前の炊き方が記載された取扱説明書が同梱されている場合がございます。どの炊き方でも、美味しいごはんが炊き上がります。お使いになる中で、お好みの炊き方や炊き具合を見つけてください。
早くて簡単!鉄釜を使ったお米の炊き方
<準備>分量の米をボウルで研いで30分ほど水に浸す。
研いだお米に水分をしっかり吸収させます。浸水時間の目安は、夏は30分程度、冬は1時間程度。その後、ザルに上げ余分な水分を切ることで、正確な分量のお米と水を計ることができます。
※長い間ザルに上げて放置してしまうと、お米が乾燥しヒビ割れの原因となります。放置し過ぎないように注意してください。
※ボウル等でお米を研ぎ、水に浸す際もボウルを使用してください。
炊き始める前に
購入してすぐのごはん釜は、釜の内側に油分が足りずお米が張り付きやすくなっています。使い始めの油慣らしをして、釜の内側にしっかり油を馴染ませましょう。
1.蓋をせず沸騰してくるまで中火にかける
米と水を入れ、蓋をせず沸騰するまで中火にかけます。水加減は【米1合に水200ml】が基本!品種や新米/古米によっても水の適量が異なるので、使うお米に合わせて微調整をしてください。
※こめ油を入れて炊くと米にツヤが出てふっくら炊き上がります。目安は1合に対して小さじ1/4。軽くかき混ぜて全体に馴染ませます。
「南部ごはん釜」を使用する場合は▼マークが水加減の目安になります。
2.沸騰してきたら底面から全体を軽く混ぜる
3.蓋をして弱火にかける。
適宜、蓋を開けてお米の様子をチェック。パチパチという音ができあがりの合図です。
「南部ごはん釜」を使用する場合 弱火の目安時間
4.蒸らして完成
火を止めて10分程蒸らしたら完成!
火にかけてから蒸らし時間まで30分程度でお米が炊き上がります。ほかの料理を作りながら、お米の甘い香りやパチパチという音を合図に炊き上がりを待つ時間もまた愉しいひとときです。
※上記の炊き方はあくまでも一例です。時期や熱源、炊く環境によっても炊き上がりの時間は変わることがあります。
鉄釜で炊くごはんが美味しい理由は?
鉄釜の他に土鍋、圧力鍋、高性能な炊飯器…
数多くある“ごはんを炊く道具”の中でも 「鉄釜や土鍋で炊いたごはんは美味しい」ってよく耳にするけど、「それって本当?」「同じお米でも出来上がりに何で差が出るの?」
そもそも「お米を炊く」とは、「お米のデンプン成分を変化させる」ことです。水分が少なく硬くて消化しにくい生のお米に水分と熱を加える【炊く】ことで、お米は水分を吸収し膨張、粘りを持ちます。この時、お米のデンプン成分は変化し、ふっくらで甘い“ごはん”になります。アルファー化または糊化(こか)と呼ばれる現象です。
アルファー化には水分と熱が必要不可欠。そのため、水分をしっかり吸収したお米全体にムラなく熱を加えてあげることが美味しいごはんを炊く秘訣になるのです。鉄釜は釜全体へと均一に熱を伝えるため、中で細かな対流が起き、お米全体に水と熱を伝えます。また、短時間で沸騰し、早い段階から「蒸す」状態になるので、お米の“旨み成分”を最大限に閉じ込めるといいます。鉄釜で炊くごはんが美味しい理由はそこにあるのです。
鉄釜の魅力って?
1.ごはんが美味しく炊ける
→鉄釜は高い温度帯をキープし、お米に均一に熱を伝えるため、お米一粒一粒が立ちふっくら美味しく仕上がります。2.早く炊ける
→炊飯器の通常モードだと50~60分程かかる炊飯が、鉄釜で炊くと30分程度で炊き上がります。3.何十年も使い続けられる頑丈な鉄釜
→鉄製ならではの耐久性も◎!一度迎え入れたら買い替えが(ほぼ)必要のない“一生モノ”の鉄釜です。4.ごはん意外にも色々な料理を愉しめる
→炊飯以外にもカレーや肉じゃがなどの煮物やスープ・・・と色々な料理を作れます。
ごはん釜のお手入れ
ごはん釜のお手入れ
ごはん釜を使って美味しいご飯を炊き続けるために、お手入れ方法をご説明します。
ごはん釜のお手入れ
おすすめの「南部ごはん釜」シリーズ
2合炊(1~2人分) | 3合炊(2~3人分) | 5合炊(3~5人分以上) |
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どこか懐かしくてほっとする、ロングセラーの「南部ごはん釜」シリーズ
コロンと可愛らしい形状で、鋳鉄素材の蓄熱力により釜内部で熱が対流します。米粒が立ったつやつやのごはんや、香ばしいおこげ、少し硬めで歯ごたえのあるごはんも愉しめます。ワイルドに使いたいアウトドアでの使用にもおすすめ!
待ちに待った瞬間。
蓋をそっと開けると、モクモクとした蒸気と一緒にお米の甘い香りが広がる。水にぬらしたしゃもじで全体をよくかき混ぜ、お茶碗によそっていただきます!
残ったごはんはおにぎりにして「焼き焼きグリル」で味噌焼きおにぎりもいいかも。こどものおやつや夜に小腹がすいた時の夜食にもぴったり。
鉄釜で炊いたごはんはやっぱり美味しい。白ごはん、おにぎり、炒飯、お茶漬け、リゾットにドリア…色々な愉しみ方があって、一人でも二人でも、大人数で食べても幸せな気持ちになる。
香り豊かな新米が美味しい季節。お米の旨味や香りを引き出す、鉄のごはん釜でふっくら美味しいごはん炊いてみませんか。
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