
鉄のごはん釜で炊く 美味しいごはん
1. 鉄鍋で炊くごはんが美味しい理由は?
2. 鉄鍋・鉄釜の魅力って?
3. 鉄鍋でごはんを炊く4ステップ
4. ほうろう有り/無しの徹底比較
5. おすすめのOIGENごはん釜 特徴
今年も新米の季節がやって来ました!日本人にとって「ごはん」は特別なもの。美味しいごはんをいただく瞬間は、何にも代えられない至福の時です。
美味しいごはんを炊くポイントは
①自分好みのお米の品種を選ぶ
②お米の品種や時期に合った正しい炊き方をする
③自分に合った道具でごはんを炊く
新しいごはん釜を探しているけど、鍋の種類が多すぎて選べないという方、炊飯器だけでなく、鍋や鉄製のごはん釜にそろそろチャレンジしてみたいという方にぜひおすすめしたい「OIGENのごはん釜」をご紹介します。
1.鉄鍋で炊くごはんって美味しいの?

鉄鍋に土鍋、鋳物ホーロー、高性能な炊飯器…
数多くある“ごはんを炊く道具”の中でも 「鉄鍋や土鍋で炊いたごはんは美味しい」ってよく耳にするけど、「それって本当?」「同じお米でも出来上がりに何で差が出るの?」
そもそも「お米を炊く」とは、「お米のデンプン成分を変化させる」ことです。水分が少なく硬くて消化しにくい生のお米に水分と熱を加える【炊く】ことで、お米は水分を吸収し膨張、粘りを持ちます。この時、お米のデンプン成分は変化し、ふっくらで甘い“ごはん”になります。アルファー化または糊化(こか)と呼ばれる現象です。

アルファー化には水分と熱が必要不可欠。そのため、水分をしっかり吸収したお米全体にムラなく熱を加えてあげることが美味しいごはんを炊く秘訣になるのです。鉄鍋は釜全体へと均一に熱を伝えるため、中で細かな対流が起き、お米全体に水と熱を伝えます。また、短時間で沸騰し、早い段階から「蒸す」状態になるので、お米の“旨み成分”を最大限に閉じ込めるといいます。鉄鍋で炊くごはんが美味しい理由はそこにあるのです。
2.鉄鍋・鉄釜の魅力って?
1.ごはんが美味しく炊ける
→鉄鍋は高い温度帯をキープし、お米に均一に熱を伝えるため、お米一粒一粒が立ちふっくら美味しく仕上がります。2.早く炊ける
→炊飯器の通常モードだと50~60分程かかる炊飯が、鉄鍋で炊くと20~30分程で炊き上がります。3.何十年も使い続けられる頑丈な鍋
→鉄製ならではの耐久性も◎!一度迎え入れたら買い替えが(ほぼ)必要のない“一生モノ”の鉄鍋です。4.ごはん意外にも色々な料理を愉しめる
→炊飯以外にもカレーや肉じゃがなどの煮物やスープ・・・と色々な料理を作れます。
3.実はシンプル!鉄鍋でごはんを炊く4ステップ
「高温状態を維持する鉄鍋は、“美味しいごはん“を炊く道具として優秀なのは理解したけど、やっぱり鉄鍋でごはんを炊くのは難しそう。」って不安を抱いている方もコツさえ掴めば簡単!4ステップでふっくら美味しいごはんの出来上がり!

お米の炊き方
1.お米をしっかり浸水し、ザルに上げ水を切る

研いだお米にアルファー化にかかせない水分をしっかり吸収させます。浸水時間の目安は、夏は30分程度、冬は1時間程度。その後、ザルに上げ余分な水分を切ることで、正確な分量のお米と水を計ることができます。
※長い間ザルに上げて放置してしまうと、お米が乾燥しヒビ割れの原因となります。放置し過ぎないように注意してください。
ほうろう有り:ボウル等でお米を研ぎ、鍋で水に浸す。
ほうろう無し:ボウル等でお米を研ぎ、水に浸す際もボウルを使用。
2.鍋に分量の水を入れる
水加減は【米1合に水200cc】が基本!品種や新米/古米によっても水の適量が異なるので、使うお米に合わせて微調整をしてください。
3.蓋をして中火で加熱開始!
中火で炊飯開始→10~15分→沸騰し蒸気が強く出始めたら弱火にする。弱火のまま、さらに10~15分→泡がおさまり、表面の水が引いたら火を止める。
※吹きこぼれそうになった場合、すき間をあける。
※適宜、蓋を開けてお米の様子をチェック。パチパチという音が出来上がりの合図です。
4.蒸らして完成

蓋をしたまま10分程蒸らしたら完成!
加熱後トータル20~30分程度でお米が炊き上がります。ほかの料理を作りながら、お米の甘い香りやパチパチという音を合図に炊き上がりを待つ時間もまた愉しいひとときです。
4.ほうろう有り/無しの違いって?ごはん釜の徹底比較
OIGENのごはん釜は、鍋の内側にほうろうを施している製品としていない製品の2タイプがあります。それぞれの特徴を押さえて、あなたにぴったりなごはん釜探しの参考にしてみて下さい。
※ほうろうとはガラス質のコーティングのこと。弊社の鉄鍋に使用しているほうろうは、鉄急須に用いてるほうろうより耐熱仕様となるため、直火・IH調理器での使用が可能です。弊社の鉄急須については、直火ではお使いいただけませんのでご注意ください。

ほうろう有り
【炊飯専用で使いたい方におすすめ】
使用後も洗剤とスポンジでの洗浄が可能で、汚れが落ちやすくお手入れがしやすいのが特徴です。ごはん釜は炊飯という油を使わない調理ゆえ、通常の鉄鍋や鉄フライパンに比べて、サビが発生しやすいのが難点ですが、その心配がないのがほうろう有りの魅力です。また、鍋内部にほうろうを施しているため、食材の変色などの心配もなく、あらゆる食材を使ったお料理を愉しむことができます。
ほうろう無し
【香ばしいおこげも愉しみたい方やアウトドア通におすすめ】
通常の鉄鍋と同じく、鉄本来の鍋肌でごはんを炊き上げます。火加減や加熱時間を調整すれば、香ばしいおこげや歯ごたえのある硬めのごはんを愉しめます。
ほうろう無しのごはん釜は、アウトドアでも大活躍の鍋です。ほうろうは強い衝撃や過度の熱には対応できない場合があるため、アウトドアでの使用には向いていませんが、ほうろう無しのごはん釜は外でもワイルドに使えます。ごはんはもちろん、大きめにカットした野菜や肉と塩だけのシンプルな調理、キャンプ料理の定番:カレーにもおすすめな鉄鍋です。
ごはん釜のお手入れ
ごはん釜のお手入れ
ごはん釜を使って美味しいご飯を炊き続けるために、お手入れ方法をほうろう有り・無しの種類別にご説明します。
ごはん釜のお手入れ
5.おすすめのOIGENごはん釜
めしっこ
特徴:3合炊き・ほうろう有り・蓋に蒸気孔有り
大きめで掴みやすい蓋の持ち手が印象的な3合炊きのごはん釜「めしっこ」
内部はほうろうを施しています。フチを高めに設計しているため、密閉性が高く、ごはんの旨味を閉じ込めます。蓋の蒸気孔から沸騰時の蒸気を逃し、吹きこぼれも防ぎます。愛嬌たっぷりな見ためですが、使い手に寄り添った工夫が細部にまで散りばめられている実用性抜群なごはん釜です。
ごはん釜2合炊
特徴:2合炊き・ほうろう無し・蓋に蒸気孔無し
どこか懐かしくてほっとする、ロングセラーの「南部ごはん釜2合炊」ほうろう無し
全体的に丸い形状で、お米が鍋内部で対流に乗りぐるぐる釜の中を回ります。お米と水が良く混ざり、まんべんなく熱がいきわたります。ほうろうを施していないため、香ばしいおこげや少し硬めで歯ごたえのあるごはんも愉しめます。大きすぎず、小さすぎずなサイズ感で、ワイルドに使いたいアウトドアでの使用にもおすすめ。
ごはん釜2合炊ホーロー仕上
特徴:2合炊き・ほうろう有り・蓋に蒸気孔無し
どこか懐かしくてほっとする、ロングセラーの「南部ごはん釜2合炊」ほうろう有り
一人・二人暮らしの方で3合炊きのめしっこでは少し大きいかも…という方におすすめです。ほうろうを施しているので、サビの心配がなく、お手入れがしやすい!さらに煮物やみそ汁など、食材の変色やサビの発生を一切心配することなく、ごはん以外の様々なお料理も愉しめるのがポイントです。
OIGENおすすめのごはん釜3種類で炊く ごはんの比較結果

南部ごはん釜:歯ごたえの良いごはんが好きな方におすすめ。
南部ごはん釜ホーロー仕上:ふわふわなごはんが好きな方におすすめ。
めしっこ:2つの良いとこ取りです。
鉄のごはん釜の炊き方レシピと3種類の炊き比べ詳細はこちら≫

待ちに待った瞬間。
蓋をそっと開けると、モクモクとした蒸気と一緒にお米の甘い香りが広がる。水にぬらしたしゃもじで全体をよくかき混ぜ、お茶碗によそっていただきます!

残ったごはんはおにぎりにして「焼き焼きグリル」で味噌焼きおにぎりもいいかも。こどものおやつや夜に小腹がすいた時の夜食にもぴったり。

鉄鍋で炊いたごはんはやっぱり美味しい。白ごはん、おにぎり、炒飯、お茶漬け、リゾットにドリア…色々な愉しみ方があって、一人でも二人でも、大人数で食べても幸せな気持ちになる。
香り豊かな新米が美味しい季節。お米の旨味や香りを引き出す、鉄のごはん釜でふっくら美味しいごはん炊いてみませんか。
めしっこでカフェめし
カフェめしレシピ2品
ごはんを炊く以外の、こんな使い方も。 ちょっとおしゃれなトマトソースベースと、ホワイトソースベースの、カフェ飯レシピ2品。
めしっこレシピ その1
めしっこでおもてなし料理
めしっこおもてなしレシピ
お客様には、めしっこを使用したおもてなし料理を。いつものお米の格が上がるレシピと、料理してそのままテーブルに出せる鍋レシピも。
めしっこレシピ その2