|鉄急須のよくある質問一覧|
Q1.急須の蓋裏がさびてしまいました。お手入方法を教えてください。
Q2.急須内部のほうろうに茶渋がついてしまいました。お手入方法を教えてください。
Q3.急須を使う時に気を付けることはありますか?
Q4.急須を使い終わった後のお手入方法を教えてください。
Q5.急須は火に掛けて湯を沸かせますか?
Q6.急須でも鉄分は摂れますか?
Q7.急須はお茶を淹れること以外の愉しみ方はありますか?
Q1.急須の蓋裏がさびてしまいました。お手入方法を教えてください。
A.少々のサビは汚れてもいい布で、拭き取ることができます。それでもサビが気になる場合はお茶に浸した布を絞って拭き取ってみてください。さらに、食用油(椿油がおすすめ)を乾いた布等につけてさびた部分に優しくすり込むとサビ防止になります。
急須の蓋裏は湯気が当たってさびやすい部分です。使い終わった後は乾いた布で水気を拭き取り、蓋を多少ずらす、または裏返して湿気を逃がすことがサビ防止のコツです。蓋と接触する茶漉しのふちも錆びやすいので、よく拭いて乾かしましょう。
▶【動画】鉄急須のお手入れ:蓋裏がさびてしまった時
YouTube OIGEN公式チャンネルより
Q2.急須内部のほうろうに茶渋がついてしまいました。お手入方法を教えてください。
A.急須の内部(ほうろう部分のみ)が茶渋で汚れた時は、台所用漂白剤を使って茶渋をとることができます。急須に水を入れ、台所用漂白剤を適量加えて1時間ほど置いて、その後、洗ってください。
※ただし、くれぐれも洗い桶等に水を張って急須を丸ごと付け置きする漂白はお控えください。全体のサビや色落ちの原因になります。
Q3.急須を使う時に気を付けることはありますか?
A.急須を使う時は、落下などの強い衝撃や湯を沸かすなどの行為を避けましょう。落下の衝撃によってツルやつまみがとれたり、内部のほうろうが割れてしまったりする可能性があります。湯を沸かしてしまった場合も、ほうろうにヒビが入ってしまう可能性があります。急須はお湯を沸かす道具(鉄瓶)ではありませんので、湯沸かしには使わないでください。
※急須内部のほうろうが傷つき、ひびが入ったり割れたりした場合は残念ながらお使いいただけません。急須としてではなく、花器や小物入れとしてお使いください。
Q4.急須を使い終わった後のお手入方法を教えてください。
A.外側は軽くお湯洗いし、内部はスポンジで洗います。その後はふきんで水気を拭き取り、蓋と茶漉しを外して乾かしましょう。茶漉しのふちもさびやすいので、よく拭いて乾かしましょう。
Q5.急須は火に掛けて湯を沸かせますか?
A.急須で湯沸かしはできません。空焚きをしてしまうと内側のほうろうが割れてしまう可能性があります。鉄急須は茶漉しに茶葉を入れお湯を注いで使用し、茶葉の旨味を味わう道具としてお愉しみください。
南部鉄瓶と鉄急須の違い
南部鉄瓶と鉄急須の違い
一見そっくりな南部鉄瓶と鉄急須ですが、実は特徴も用途も全く異なる道具。それぞれの特徴や見分け方、用途・お手入れ方法について詳しく説明します。
Q6. 急須でも鉄分は摂れますか?
A.急須は内部にホーロー加工を施しているため、鉄分は溶出されません。
実は、鉄急須誕生のきっかけはOIGENの工場がある水沢地域の鉄瓶職人がサンプルとして作ったミニチュアの鉄瓶です。その小さな鉄瓶のサンプルが広まると、次第に「急須として使える」という話が出るようになりました。そして、今から60年程前にミニチュアの鉄瓶にほうろうを塗り茶こしを入れて鉄急須として作るようになったのがはじまりです。長い歴史の中で継承されてきたものづくりの技を、鉄急須でお茶を淹れながらぜひ味わってみてください。
Q7. 急須はお茶を淹れること以外の愉しみ方はありますか?
A. 急須はお茶以外にも様々な愉しみ方があります。例えば、急須を冷たく冷やして日本酒を入れるのもおすすめです。冷酒の冷たさを保ちます。また、出汁を入れてごはんと一緒に食卓へ出せば、おうちカフェのように出汁茶漬けに。レストランではソースなどを注ぐ演出にも使われています。