10月に入り、岩手は新米の季節となりました。地域の農家さんはまさに稲刈りの真っ最中!今日は、OIGEN自慢の3つの「南部鉄器のごはん釜」を使っておいしいごはんを炊いてみます!
すでに「南部鉄器のごはん釜」を持っているという方は、ぜひ覚えておきたい基本の炊き方。
どれにしようか迷っているという方にも、それぞれの炊き方や炊き上がりの違いが比べられるので必見です。とは言っても…簡単でおいしい白ごはんが炊けるのはどのごはん釜も一緒なのでご安心を!
ところで、稲刈りをする時、みなさんの地域ではどの様な方法でお米を干しますか。OIGENがある岩手県奥州市水沢地域では、上の写真のように、棒を土に刺し、稲を重ねる方法が昔から主流です。この地域では、”ほんにょ”と呼んでいます。
可愛らしい名前ですが、稲穂が仁王様のように見えるという理由から、『穂の仁王→穂仁王』と名付けられたそうです。
今はそれが、なまって、”ほんにょ”になったと言われています。
昔むかし、遠くからやってきた敵たちが、”ほんにょ”を見て『ここには大きな仁王がいるぞ!それに、かなりの数だ!』と怯えてしまい、なかなか攻められなかったという言い伝えがあります。
昔の人々にとってお米は、ただ食べるだけではなく、自分たちを守ってくれる『大事な存在だったのだな』と想像しつつ、ごはんを炊き始めたいと思います!
ごはん釜で炊く白ごはん
分量:白米2合分
【材料】
白米 | ... | 2合分 |
水 | ... | ごはん釜の矢印マークまで(めしっこの場合は、400mlを用意) |
【手順】
簡単4ステップで美味しいごはんが炊けます。
最初の2ステップはどれも一緒です。
- ステップ1.洗う
ボウル等でお米を研ぎ、浸水させる。
- ステップ2.浸水
【水分量】
南部ごはん釜の内部の水加減マーク(逆三角形)に合わせて入れます。
今回は南部ごはん釜2合炊で、ごはん2合を炊くのでマークが隠れるくらいまで水を入れます。
※1合を炊く場合は、矢印マーク▼の先端まで水を入れます。【浸水時間】
お米の浸水時間の目安は、夏は30分程度、冬は1時間程度、春秋は45分程度です。所説ありますが、お急ぎの場合は手で触れる程度の温かさのお湯(約40度)で10分浸水させる方法もあります。 - ステップ3:炊く→ステップ4:蒸す
それでは炊き始めましょう!
【南部ごはん釜2合炊】
①蓋をして中火で10分程加熱します。
②ブクブク沸騰してきたら弱火にし、さらに10分程加熱します。
※吹きこぼれそうな時は蓋をずらし、隙間をつくります。
③少し中を覗き、泡が収まりごはんの表面の水が引いたら火を止めます。
④蓋をしたまま10分蒸らして出来上がり。
中火から弱火にするポイント
ブクブク泡がでてきたら、弱火にします。吹きこぼれそうな場合は、蓋を少しずらして隙間をつくります。
※その際、蓋も熱くなるので鍋つかみ等をご使用ください。
時期や熱源、アウトドアでの直火によっても料理時間は変わることがあります。レシピは目安としてご参考ください。
「鉄のごはん釜」のポイント
1. 意外に早く炊き上がる。蒸らしも含めて約30分!
2. 南部鉄器ならではの熱の伝わり方でお米一粒一粒にしっかり火が通り、美味しいごはんが愉しめる。
3. ガスとIH両方に対応。
なんとも言えない特別感!
スタッフのお母さんが作った梅干しをのせて。これだけで何杯も食べられそう。お米が美味しいこの季節。さあ、お好みの南部鉄器のごはん釜で、鉄釜で炊く白ごはんデビューしてみませんか。
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