バターとたまねぎと一緒に炒めることで旨味を吸収したごはんと牛肉を鉄鍋でジーっと蒸らし、旨味と香りを閉じ込めます。シンプルにそのまま混ぜて食べるもよし!シェフ直伝のアレンジした味わい方もぜひお試しを。バターライス×分厚いブロックの牛肉をこれでもかと堪能できる贅沢な一品です。
ワインと南部鉄器キッチン「東京オーブン」は東京の神田に本店を構えるワインバル。オープンキッチンのカウンターには所狭しと、“イイ感じ”に黒光りしたOIGENの鉄器が並びます。東日本大震災をきっかけにOIGEN鉄器を愛用してくれる、都内で、いや全国でも指折りの絶品「鉄器料理」がふんだんに味わえるお店です。
2020年春、新型コロナウィルスの影響で、東京の繁華街にある「東京オーブン」も例外ではなく、自粛休業を余儀なくされてしまいました(2020年6月1日から正式に再開)。岩手のOIGENスタッフが東京に出ると定期的に立ち寄っていた「東京オーブン」。県境をまたぐ移動はもうしばらくお預けです。近い未来にまたキッチンから届くあっつあつの鉄鍋料理を食べられる日を楽しみに、おうちでできる”バルめし”レシピ3品を「東京オーブン」長野シェフに特別に教えてもらいました!
INDEX:シェフに教わる!バルめし
Vol.1 炊きたてバターライスの牛ごはん【クックトップ丸深形20cm】
Vol.2 キャベツのスパイシーステーキ【ピアット20cm】
Vol.3 とろっふわ!鉄鍋スフレ【クックトップココットL】
炊きたてバターライスの牛ごはん
【材料】
牛肉 | ... | 300g |
塩 | ... | 2g |
胡椒 | ... | 少々 |
バターライス |
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白米 | ... | 3合 |
たまねぎ | ... | 1/2個 |
バター | ... | 80g |
ローリエ | ... | 1枚 |
チキンコンソメ | ... | 水:650ml分(規定量で薄める) |
塩 | ... | 適量 |
アレンジ材料 |
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卵黄 | ... | お好みの量 |
焼肉のたれ | ... | 〃 |
万能ねぎ | ... | 〃 |
白煎りごま | ... | 〃 |
わさび | ... | 〃 |
【手順】
- 1.下準備をする。
たまねぎはみじん切りに、牛肉には塩・こしょうをふっておく。800mlの水に規定量のチキンコンソメを混ぜ、ローリエを加えて沸かす(★)。
- 2.バターライスを炊く。
鉄鍋をよく温め、カットしたたまねぎをバターで炒める。
白米を加え、たまねぎやバターとよく馴染むように透明になるまで中火で炒める。手順1で準備した★650ml分を鉄鍋に注ぎ入れる。沸騰したら蓋をして、さらに13~15分程弱火で炊く。 - 3.牛肉を焼く。
温めた鉄フライパンに油をひき、(牛肉を)冷たいままの状態で強火で全面をしっかり焼く。 - 4.ライスと牛肉を蒸らした後、盛り付けて完成!
炊き上がったバターライスの上に、焼いた牛肉をのせて一緒に蒸らす。
適当な時間蒸らしたら、牛肉を1cm角にカットして、バターライスの上に並べる。
万能ねぎや白ごまなど、お好みの具材をちらして完成。
ステップ1 そのまま混ぜて味わう!
ステップ2 ステップ1に焼肉のたれ、わさび、卵黄を混ぜて味わう!
ステップ3 ステップ1に手順1で準備した★のお好みの量かけ、お茶漬け風にして味わう!
今回使用した鉄器
「クックトップ丸深形20cm」
クックトップ丸深形20cm
クックトップ丸深形20cm
金属造型家「廣瀬愼」デザインのシンプルでありながら温かみを感じる鉄鍋「クックトップ丸深形20cm」。蒸気孔付きの鉄蓋が対流熱と食材の旨味を閉じ込めます。料理はそのままテーブルへ運べば、うつわへと大変身。スタンダードなデザインの両手鍋で、使い勝手の良い人気の鉄鍋。3~4人用におすすめです。