今回は、ラムひき肉を使った”変わり種”餃子のレシピをご紹介。カリっと焼き上げた餃子に、スッとした香りのミントを添えることで、ラム肉独特の臭み消しにもなり旨味も引き立ちます。爽やかなレモンやエスニックな香りのクミンシードも加えた、一味違った餃子をご自宅でもお愉しみください。
ラム肉のレモン餃子 ミント添え
【材料】餃子12〜15個分
餃子の皮 | ... | 12~15枚 |
ラムひき肉 | ... | 150g |
玉ねぎ | ... | 50g |
レモン | ... | 10g |
クミンパウダー | ... | 小さじ1 |
塩 | ... | 少々 |
片栗粉 | ... | 適量 |
油(米油、菜種油など) | ... | 適量 |
ミント | ... | お好みの量 |
《ソース》※お好みの味に調整してください
A:マヨネーズ:レモン汁=2:1 |
B:マスタード、醤油、白ワイン、酢 |
C:マヨネーズ、ケチャップ(又はトマトソース)、レモン、ラー油、ブラックペッパー |
精肉屋さん等でラムひき肉が手に入らない場合は…
1:冷凍させたラム肉を半解凍させ、小さめにカットする。その後、フードプロセッサーでひき肉をつくる。
2:豚ひき肉でも代用可能。豚ひき肉を使用する場合は、クミンをナツメグへ、ミントをタイムに替えるのがおすすめ!
【手順】
- 1.下準備をする。
玉ねぎとレモンを細かくみじん切りにする。
※レモンは皮付きのままでOK! - 2.餃子の餡をつくる。
ラムひき肉、クミンパウダー、塩、1を合わせ、よく混ぜて餃子の餡をつくる。
- 3.餃子をつくる。
餃子の皮に2をのせて包み、片栗粉をまぶしたバットやまな板等に並べていく。
- 4.餃子を弱~中火で焼く。
(煙が出る直前くらいまで)温めた鉄鍋に油をひき、弱火にして温度を落ち着かせた後、餃子を外側から並べていく。弱火〜中火で焼き色がつくまで焼く。
※餃子は出来るだけ、熱源に近い鍋の中心部に並べるのがポイントです。 - 5.お湯を適量加えて蒸し焼きする。
焼き色がついたら、お湯を餃子の底面が浸るほど(約60~70cc)入れて、(空気穴を開けた状態で)鉄蓋を閉める。餃子の皮が透明になり水分がほとんど無くなったら、蓋を開け、弱火で残りの水分をしっかり飛ばす。
- 6.火を止め、2、3分程置いたら完成!
火を止めて、鉄器の温度が下がるまで2、3分程置き完成。出来上がった餃子は、特製ソースをつけたり、ミントを添えて召し上がれ。
※ミントは刻んだりせず、そのまま添えて餃子と一緒に食べると香りが立ち、より美味しく味わえます。
鉄鍋でじっくり焼き上げた熱々の餃子の皮は、カリっとした見た目で食べる前から食欲がそそられます。クセになる芳ばしさやサクサクっとした食感、適度な水分を含みジューシーな餃子の中身は、”蒸し焼き”上手な蓋付き鉄鍋だからこその仕上がりです!
数種類の特製ソースにつけて、味の変化を愉しみながら召し上がれ!ラム肉の旨味や香りを一番じっくり味わえるのは、やっぱりミントがおすすめ。「クックトップ丸浅形24cm」でつくる、いつもと一味違う”ラム肉のレモン餃子”を夕食のメインやお酒のあてにいかがでしょうか。
今回使用した鉄器
「クックトップ丸浅形24cm」
クックトップ丸浅形24cm
クックトップ丸浅形24cm
スタンダードなデザインと使い勝手の良さから人気の高いクックトップシリーズの中で、パエリアや炒め物、煮込み料理におすすめな浅形の蓋付き両手鍋。浅形かつ直径24㎝の広い底面が特徴で、食材が並べやすく、調理後も取り出しやすいのが魅力の鉄鍋です。
レシピ/料理 植山美里
【プロフィール】HP:Misato Ueyama
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。
「クックトップ丸浅形24cm」を使用したレシピ▽
鱈のクリーム煮 ほうれん草のオイル煮添え
鱈のクリーム煮 ほうれん草のオイル煮添え
身が淡白で熱を加えるとふっくら柔らかいのが特徴の白身魚の代表・鱈を、生クリームでふつふつ煮込み、ガーリックの風味がほのかに香るほうれん草のオイル煮を添えた一品です。
手羽先と白菜と押麦のクリーム煮
手羽先と白菜と押麦のクリーム煮
バターで芳ばしく焼いた手羽先を、栄養満点で優しい甘みの白菜とプチプチという食感の愉しい押麦と一緒にクリームでコトコト煮込みます。押麦はごはん代わりにもなるので、主食として愉しめるのも嬉しいポイントです。