今回は、りんごと大きな豚肩ブロックをそのまま鉄鍋でじっくり煮込んだ、寒い冬にぴったりな一品をご紹介。分量は4~5人分なので、ホームパーティーや家族で囲む夕食のメインにも、おもてなし料理にもおすすめです。
豚肉と林檎のブレゼ(ワイン蒸し)
【材料】分量:5人分
豚肩ブロック | ... | 約700g |
マッシュルーム | ... | 10個 |
林檎 | ... | 1個 |
タイム | ... | 10本程 |
白ワイン | ... | 100ml |
オリーブオイル | ... | 適量 |
塩 | ... | 適量 |
ブラックペッパー | ... | 適量 |
《お好みで》 | ||
粒マスタード | ... | 適量 |
粗塩 | ... | 適量 |
※柔らかくなった林檎と粒マスタードを合わせ、ソースのようにして豚肉と食べるのもおすすめです。
※食べる前にあら塩をパラパラと豚肉にふると味が締まって良い。
【手順】
- 1.下準備をする。
あらかじめ、豚肉に塩、ブラックペッパーを揉み込んでおく。(塩、ブラックペッパーは前日から揉み込んでおくと尚良い。)
豚肉は、調理する30分ほど前から常温に置いておく。
マッシュルームを半分、林檎は皮付きのままで3センチ角にカットする。 - 2.鉄鍋を温め、豚肉を焼く。
クックトップを熱し、温まったらオリーブオイルを入れる。オイルが鍋底全体に馴染んだら、豚肉の表面を焼いていく。
全面焼けたら一度取り出し、クックトップの鍋底の余分な油を拭き取る。 - 3.他の食材と白ワインも加え、中火で蒸し焼きにする。
再び豚肉をクックトップに入れ、タイムを豚肉の上にのせる。カットした林檎、マッシュルームを豚肉の回りに並べ、白ワインを回し入れたら、蓋をし蒸気が出てくるまで中火にかける。
- 4.蒸気が出てきたら弱火にし、30分程さらに煮込む。
蒸気が出てきたら火を弱め、さらに蒸気穴を開け、30分程じっくり煮込む。
- 5.火を止め、10分程蒸らして完成!
火を止めてもすぐに蓋をあけず、10分程蒸らして完成。食べやすい大きさに切り分け、お皿に盛り付けて召し上がれ。
白ワインでじっくり煮込み、とろっと柔らかくなった林檎がジューシーな豚肉に絡みます。お好みでマスタードや塩と合わせて、味の変化をお愉しみください。
食欲をそそる豚肉の香りや独特なタイムのスッとした香りが部屋いっぱいに広がり、蓋を開ける瞬間から盛り付ける瞬間まで”ワクワク”感を堪能できる一品です。
林檎のほんのりした甘さ・適度な酸味と豚肉のジューシーさの相性は◎!大きめの鉄鍋「クックトップ丸深形24cm」でつくる「豚肉と林檎のブレゼ(ワイン蒸し)」をいかがでしょうか。
今回使用した鉄器
「クックトップ丸深形24cm」
クックトップ丸深形24cm
クックトップ丸深形24cm
大きめサイズの両手鍋「クックトップ丸深形24cm」なら、大きめの食材も細かく切り分ける必要なく、しっかりじっくり熱を通し、最大限に食材の甘さや旨味を引き出します。
大きめの食材を使ってつくる クックトップ丸深形24㎝レシピ3選
1 鶏もも肉とトマトのカレー煮込み
2 丸ごとキャベツの蒸し煮 ナッツと生ハム添え
3 豚肉と林檎のブレゼ(ワイン蒸し)
レシピ/料理 植山美里
【プロフィール】HP:Misato Ueyama
1990年京都生まれ。料理を通して食と自然がつながることをテーマに人が集まる場作りに従事。京都、徳島を経て、より“心地よく素のまま”でいられる環境を追い求め、自然豊かな岩手の地に。集まった人や食材、空間とのセッションのような料理を目指す。