OIGENと暮らす

家族と過ごす非日常を「育てる道具」とともに

登山をきっかけにアウトドアの愉しさを知り、7年前からキャンプを始めた茂木さん。最低でも月に1回。多い時には2〜3回行くキャンプには「非日常を味わいに行っている」といいます。

「外で過ごすからこそ感じられる、あの空気がすごくいいんです。ただ外でご飯を食べたり、写真を撮ったりしているだけで愉しい。特別何か目的がなくても、ゆっくり何もしないでいるだけですごく心地いいんですよね」

奥さんと子どもを連れたファミリーキャンプでは、OIGENの鉄器を使って料理をするのが定番。南部鉄器を使うのは、茂木さんが生まれ育った岩手県奥州市でつくられていること、食材の味わいがよく引き出せること、デザイン性がいいことに加えて、「育てる道具」であることが大きな要因のひとつにあります。

「買ってきたばかりの頃はざらざらしていた表面が、使い続けていくことで油が馴染んでつるつるに黒く光っていく。この育てている感覚が好きなところです」

自分が起こした火のもとで、自分が育てた道具を使って料理をする。日常とは違う、不便さや不自由さを愉しみながら、五感で自然を感じるその体験は「子どもにもきっといい影響があると思う」と茂木さん。これからも非日常を愉しむ時間を家族と、お気に入りの南部鉄器と共に重ねていきます。

茂木さんのインスタグラムはこちら》@__moog_

文 宮本拓海(みやもとたくみ)
1994年生まれ。岩手県奥州市出身。
2019年4月よりフリーランスライターとして活動中。
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