黒い色のティーポットなんてなかなかない。
それが10年もつかえるなんてそれもなかなかない。
そんな中で、OIGENのティーポットは黒くて使い込むと金属独特の味わいが出てくる。
もちろん10年使うのは当然のこと。ティーポットは常に本棚に飾っていて、妻はブックエンドのつもり?などというここがお気に入りの場所なのだ。
無垢のテーブルにカップを置いて、飲み物の入った黒いティーポットを置く。
これにはインドのお茶が入っていたり、たまには氷の入ったお酒が入っていたりもする。
鉄は温かくも冷たくもなる。
中はほうろうが引いているから結構ラフに使っている。
時々お茶を飲みかけてそのまま出かけてしまうが、ティーポットもお気に入りの雑貨もそのままいい雰囲気で帰りを待ってくれている。
鉄という素材は、正直な重さが心地いい。
少し冷たい触り心地もいつも新鮮に感じる。
鉄のティーポットは、部屋の中に本物の存在感を醸し出し、鎮座する。
撮影協力:ノートジェネラルストア(岩手県遠野市)