シェフ直伝!週末の大人時間を愉しむとっておきのレシピをご紹介。聞きなれない名前の「インボルティーニ」。イタリア語で「包む」「巻く」という意味の言葉で、お好みの材料を肉や野菜で巻いて焼く、または煮込む料理のことです。うまみを閉じ込めたイタリアの家庭料理を、ぜひお愉しみください。
もも肉のインボルティーニ
【材料】
鶏もも肉 | ... | 200g |
にんじん | ... | お好みの量 |
セリ | ... | 適量 |
塩 | ... | 適量 |
米油 | ... | 適量 |
タコ糸(麻ひもでも可) | ... | 適当な長さ |
【手順】
- 1.具材をカットする。
もも肉は、筋や皮を取り、塩を適量ふる。セリはもも肉と同じ位の長さに、付け合わせ用のにんじんは適当な大きさにカットする。
- 2.もも肉でセリを巻く。
セリをもも肉にのせて巻き、タコ糸等でしっかり固定する。
- 3.万能鍋の蓋裏で焼く。(中火:8~10mins)
温めた鍋(万能鍋の蓋裏)に油をしき、皮目を下にして中火で焼く。皮がパリッときつね色になるまで火を通す。色が付いてきたら、肉全体に焼き色がつくように転がしながら焼く。もも肉全体に色が付いてきたら、にんじんも焼き、焼き色が付いたら先に取り出し、塩をふっておく。
※ジュージューと音がし、煙が出てきたら、弱火にする。 - 4.蓋をして、肉を休ませる。(余熱:5mins)
全体に色が付いたら、火を止め、蓋(万能鍋の本体)して5分程休ませる。
※中までしっかり熱を伝えるイメージ。
※ジューという油のはねるという音が無くなり、中にも色が付き始めるまで。 - 5.糸を切り、肉を切り分けて完成!
中の色が付いたら、糸を切り、食べやすい大きさにカットし完成。
今回使用した鉄器「ニューラウンド万能鍋22cm」
ニューラウンド万能鍋22cm
ニューラウンド万能鍋22cm
本体も鉄蓋も使えて、これひとつで“焼き料理”“蒸し料理”二役をこなしてくれる鉄鍋。シンプルなデザインで、テーブルウェアとして様々な料理やシーンに合います。
週末大人時間を愉しむ特別レシピ
レシピ/料理 ときよじせつONODERA 小野寺伸也
【プロフィール】
岩手県生まれ。岩手県北上市にあるイタリアン×岩手ローカル料理のレストラン「ときよじせつONODERA」のシェフ。その時その時の移り変わり、巡り合わせという意味がある「時世時節(ときよじせつ)」が店名の由来であるように、岩手県の旬の味を中心に、お客様一人一人に合わせたコースメニューで五感を愉しませてくれます。
本レシピでは岩手県花巻市にある石黒農場の「ほろほろ鳥」のもも肉を使用しています。
小野寺シェフは、自身のレストランでも使用するほろほろ鳥の特徴を「透明感のある澄んだ味」と絶賛! OIGENファクトリーショップにお立ち寄りの際は「ときよじせつONODERA」で鉄器料理を堪能してみてはいかがでしょうか?