シェフ直伝!週末の大人時間を愉しむとっておきレシピをご紹介。スペインのタパス料理の代表「アヒージョ」。ニンニク=“Ajo(アホ)”と一緒に肉や野菜などをオリーブオイルで煮込む料理のこと。
使う部位は、鶏肉だと”からあげ”などに好まれて使われる、脂分の多いもも肉。米油にオリーブオイルを混ぜて煮ます。火からおろしてもあっつあつの鉄器で、しっかり火を入れても程よい脂でジューシーさをキープ。鶏肉の脂を贅沢に使用し、そこに染み出すうまみを堪能できる料理です。パンにつけて召し上がれ。
もも肉のアヒージョ
【材料】
鶏もも肉 | ... | 200g |
にんにく | ... | 5片 |
ブロッコリー | ... | 1個 |
パプリカ赤・黄 | ... | 各1/4個 |
塩 | ... | 適量 |
オレガノ | ... | 適量 |
オリーブオイル | ... | 適量 |
米油 | ... | 適量 |
【手順】
- 1.具材をカットする。
にんにくの皮をむき、苦みのもとである芽を取る(ガーリックオイル用)。 ブロッコリーは一口大の大きさを5~6個、パプリカも乱切りして一口大にする。 もも肉は、筋や皮を取り、一口大にカットする。
- 2.ガーリックオイルを作る。
小鍋ににんにく、オリーブオイル、米油を入れ、7,8分程弱火にかける。 ※ゆっくり火にかけ、にんにくの香りを油につける。 にんにくに色が付き始めたら火を止める、あとは、余熱できつね色になるまで。
- 3.万能鍋の蓋裏でもも肉を焼く。
強火で鍋(万能鍋の蓋裏)を熱し、温まったらガーリックオイルを適量しく。 中火でもも肉の皮目から焼き、塩を少々ふる。 皮目に色が付き、パリッとしてきたら裏返し、余熱で肉面も焼く。 - 4.万能鍋に具材を入れ、火にかけ完成!
鍋(万能鍋の本体)に野菜、もも肉(油も全て)、ガーリックオイルを全て入れ、強火で5分程火にかける。グツグツしてきたら、中火にする。塩を全体にまんべんなく、オレガノも適量加える。野菜全体に火が通ってきたら、火を止めて完成。
POINT!
ガーリックオイルは、火にかけすぎると風味に焦げ感が出るので弱火でゆっくり!
今回使用した鉄器「ニューラウンド万能鍋22cm」
ニューラウンド万能鍋22cm
ニューラウンド万能鍋22cm
本体も鉄蓋も使えて、これひとつで“焼き料理”“蒸し料理”二役をこなしてくれる鉄鍋。シンプルなデザインで、テーブルウェアとして様々な料理やシーンに合います。
プロ直伝!鶏もも肉のアヒージョ
YouTube OIGEN公式チャンネルより
週末大人時間を愉しむ特別レシピ
レシピ/料理 ときよじせつONODERA 小野寺伸也
【プロフィール】
岩手県生まれ。岩手県北上市にあるイタリアン×岩手ローカル料理のレストラン「ときよじせつONODERA」のシェフ。その時その時の移り変わり、巡り合わせという意味がある「時世時節(ときよじせつ)」が店名の由来であるように、岩手県の旬の味を中心に、お客様一人一人に合わせたコースメニューで五感を愉しませてくれます。
本レシピでは岩手県花巻市にある石黒農場の「ほろほろ鳥」のもも肉と、オリーブオイルの代わりにほろほろ脂(金油)を使用しています。お米で育ったほろほろ鳥に合わせて、米油にほろほろ脂(金油)を混ぜて煮るのもおすすめです。
小野寺シェフは、自身のレストランでも使用するほろほろ鳥の特徴を「透明感のある澄んだ味」と絶賛! OIGENファクトリーショップにお立ち寄りの際は「ときよじせつONODERA」で鉄器料理を堪能してみてはいかがでしょうか?