岩手直営店news

2025.10.23-11.18開催:岩手のいいものつながる輪 第4弾 時が育む岩手の手仕事-鉄と麹

2025.10.23-11.18開催:岩手のいいものつながる輪 第4弾 時が育む岩手の手仕事-鉄と麹

日頃より、及源鋳造|OIGENの岩手直営店OIGEN FACTORY SHOPをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

岩手直営店OIGEN FACTORY SHOPでは、岩手の風土に根付いた、岩手らしいものづくりに励むつくり手の「いいもの」をご紹介する、「岩手のいいものつながる輪」という取り組みを2023年から行っています。

第4弾となる今回は、現在開催中(9月18日~11月18日)の鉄のごはん釜を特集する季節展示「秋をにぎって、どこいこう?」にちなみ、おにぎりのおともにぴったりの調味料アイテムを作っている、岩手県八幡平市の老舗「麹屋もとみや」をご紹介します。

 

ロゴマークの意味:「岩手のいいものつながる輪」の“輪”は、ものづくりに携わる人々の象徴。手の形をモチーフにしたサインで出会いへの感謝を、肩を組んだ円陣でつくり手の団結を表現。情熱が広がり、岩手のものづくりを盛り上げていきます

 

 

開催期間:10月23日(木)~11月18日(火)
*期間中、鉄のごはん釜で炊いたご飯と麹商品の試食会(予約不要・無料)を行います。 詳細日時はページ末尾をご覧ください。

 

テーマ|「時が育む岩手の手仕事-鉄と麹」 
世代を超えて受け継がれた技が生む、道具と味

鉄鋳物と発酵食品。異なるようでいて、共通するもの。それは「時」。世代を超えて受け継がれた技の積み重ねが、道具と味をつくり出しています。鉄鋳物は、職人の技で形づくられたあと、使い手の手で育てることで味わいが深まります。麹は、職人が丁寧に仕込むことで発酵の土台が整えられ、時間と麹自身の力によって素材の旨味が引き出されます。
どちらも、職人の技を原点に、時間や育てる力が加わることで、長く愛される道具や味が生まれるのです。岩手のいいものつながる輪 第4弾では、「時」が育んだ岩手の食の一片を感じていただければ幸いです。

 

 ピックアップ|麹屋もとみや

岩手県八幡平市にある「麹屋もとみや」は、1930年創業の戦前から続く創業90年以上の麹専門店です。麹は味噌やしょうゆなど、日本の調味料づくりに欠かせない“はじまり”の存在。麹がなければ味噌もしょうゆもつくれない、日本の食文化を支える要です。麹屋もとみやは、創業以来、その麹づくりを原点に、八幡平の冷涼な気候を活かしながら、今も自家製麹から丁寧に仕込み続けています。

常温で35℃~40℃に保ちながら麹を育て、2日間かけて米全体に麹菌を行き渡らせる手作業「切り返し」を行います。さらに味噌は、一般的には数か月~1年で熟成させるところを、1~2年かけて蔵で塩に馴染ませ、じっくりと熟成させていきます。日々、米と向き合い、麹と対話しながら。麹屋もとみやの味は、そんな丁寧な手仕事の中で育まれています。

 

販売|鉄釜ごはんと一緒に味わう、岩手のごはんのおとも
期間中、店頭でいつでも購入可能

鉄釜で炊いたごはんと組み合わせて楽しめる「岩手のごはんのおとも」として、しょうゆ麹、おにぎり味噌、麹ソルト、甘酒の4種を特別販売します。

[商品ラインアップ]
・麹屋のしょうゆ麹
・大人のしょうゆ麹
・麹屋のおにぎり味噌
・麹屋の麹ソルト
・麹屋の甘酒

 

イベント|ほかほか鉄釜ごはんのおにぎりに、なにのせる?
鉄釜で炊くおにぎり実演&ごはんのおとも試食

炊きたてごはんと“おとも”を味わいながら、ふっくら美味しく炊くコツをご紹介します。

・日程:10月26日(日)・11月2日(日)・11月9日(日)・11月16日(日) 
・時間:11:00~12:00

 

 

鉄器とともに楽しむ発酵食品の魅力を、この機会にどうぞお楽しみください。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

 

前後の記事を読む

OIGEN展覧会「石膏原型―はじまりの白」開催報告―手業の継承と探求の軌跡