mastering|鉄器マスタリング
パリパリ、しっとり、じゅわっ
食材の水分を調整しながら加熱する
「鉄器で焼く」という調理法
OIGENの3つの「焼き道具」-鉄フライパン、鉄鍋キャセロール、鉄グリルパン。カタチの異なる鉄器が体現する「焼く」という火入れは個性豊か。同じ鋳鉄製でも形状が異なるため、その特徴を活かして「焼く」コツと、その焼き上がりの違いを解説します。
mastering_キャセロール_鶏もも肉
鉄器で焼く-鶏もも肉
鉄鍋キャセロール
スチームオーブン効果で「焼く」 その包容力に食材を託して
高い側面と蓋で全方位的な火入れができるPalmaキャセロール。重い鉄蓋が適度な圧力をかけながら、空間を巡る蒸気でしっとり焼き上げる「蒸し焼き調理」が得意です。鶏もも肉の皮目のパリッと感をしっかりと残し、身はジューシーに仕上げる料理力には驚きます。
所要時間:約12分
ステップ
STEP 1 - 鉄鍋キャセロールを中火にかける
STEP 2 - 底面全体に馴染む程度の油を入れる
STEP 3 - 鶏もも肉を皮目から投入し弱火~中火に
STEP 4 - 6~7分ほど皮目側を焼く
STEP 5 - ひっくり返し水50ccを投入後蓋をし、弱火に
STEP 6 - そのまま加熱を続け、焼きはじめから10分ほどで完成
鉄器という調理器具ー安定感に優れた火入れの道具
火入れで基本的に避けたいのは「焦げ」と「熱ムラ」だ。OIGEN鉄器は狙った温度帯を安定的に維持し、食材をのせても温度がブレにくく、均一に熱が伝わる調理道具である。エレベーターとエスカレーターの違いのように、温度の上昇と下降が緩やかで「焼き」の状況がよく見える。温度のレイヤーが緻密なため、急な温度上昇で焦げ付いてしまったり、熱ムラで素材の旨味が流れ出てしまったりという、失敗リスクが実は少ない。
「火入れの安定感が違う、鉄器は。」レシピ監修を依頼した料理人が教えてくれた。料理が好きで、もっと美味しくつくりたい人は手に取るべきと言い切りたい。調理の基本である「焼き」の手触りと手応えを感じながら、火入れをコントロールすることができるOIGEN鉄器という調理道具を。