公式限定

新商品
SKU: W-008

[2点セット]カラー鉄急須 0.65L・瓶敷 14cm 「雨」

限定数30|ツルが倒れる鉄急須です
セール価格¥19,250

税込み価格

2025年夏限定カラー鉄急須は、夏の「星」と「雨」を写した、2色展開。
「雨」はふいに降り出す夕立や、しぶきが跳ねる道、肌に触れる水の気配―。そんな一瞬の情景を写した、涼やかで静かな佇まいの鉄急須と瓶敷のセットです。鉄急須 0.65Lはマグカップで2~3杯程度のお茶を愉しめます。一人でたっぷりと愉しむのはもちろん、おもてなしにも丁度いいサイズです。お茶を淹れるという小さな所作が、暑く慌ただしい毎日から、そっと切り離されるような、心をほどく時間になりますように。 

specifications

[2点セット]カラー鉄急須 0.65L・瓶敷 14cm 「雨」
製品仕様

型番

W-008

サイズ

鉄急須:最大幅(注ぎ口含む)163 外径132 全高(ツル含む)164
瓶敷:外径140 全高21
※商品の寸法単位はmmです。

容量

650ml

- size -

カラー鉄急須・瓶敷セット バナー

せわしなく繰り返す日々の中で、 
透明な"すきま"にすっと立ち止まる。 

※透き…「透く」の名詞。物と物とのあいだ。 一般的には「隙」が使われています。

降り出した雨の線を目で追ったり、ふと見上げた星のまたたきをかぞえたり。
そんな時間と時間の“すきま” の情景をモチーフにしています。

カラー鉄急須・瓶敷セット

[2点セット]カラー鉄急須 0.65L・瓶敷 14cm 「雨」 - 詳細

- details -

カラー鉄急須
01

白雨のしぶきを纏う、グレージュ

にわか雨や夕立が降り出す夏の空が見せるグレージュカラー。下地にシルバーを敷き、その上から絹色を纏わせました。白くしぶかせて降る雨粒の光が反射したような質感が、静かな涼しさを感じさせます。

カラー鉄急須・瓶敷セット
02

伝統模様の「アラレ」に、雨の情景を見る

伝統模様「アラレ」をあしらった鉄急須に、季節限定のカラーを重ねました。凹凸のあるアラレ模様が光を受けて陰影をつくり、うつろう色合いに雨の情景が重なります。整った模様のリズムは、色の経年変化をやわらかく受けとめ、偶然のようでいて、どこか秩序を感じさせる景色が 、鋳肌の上に少しずつ広がっていきます。

カラー鉄急須・瓶敷セット
03

経年美化-鋳肌が魅せる、時を刻む色

2色を重ねたカラー鉄急須は、使い続けるうちに少しずつ変化し、鋳肌に表情が生まれます。アラレ模様の整ったリズムが、その色の揺らぎをやさしく受けとめ、唯一無二の景色を描き出します。道具とともに過ごす時間の中で育まれていく、その経年変化こそが、この鉄急須の大きな魅力のひとつです。

カラー鉄急須・瓶敷セット
04

保温・丈夫・使いやすさ 機能性と安心感を備えた鉄急須

鉄急須はとても丈夫で、割れや欠けの心配が少ないのが特徴です。内側には「ほうろう(ガラスのコーティング)」を施しており、サビの心配もなく、洗剤とスポンジで手軽に洗うことができます。広めの茶こしで茶葉がしっかりと開き、香り高くおいしいお茶を淹れることができます。おそろいの瓶敷は、テーブルへの熱のダメージや輪染みを防いでくれる頼もしい存在。見た目だけでなく、日常に寄り添う機能性も兼ね備えたセットです。

カラー鉄急須・瓶敷セット
05

今、心に浮かんだあの人へのギフト

透明感と重厚感のある2025年限定カラー鉄急須はギフトにもおすすめです。この鉄急須が、忙しく毎日を生きるわたしの、そして誰かの心がすっとほどける時間のきっかけになったなら。そんな想いが込められています。今、心に浮かんだあの人へ、「透きーをつくる贈り物」。

01

白雨のしぶきを纏う、グレージュ

にわか雨や夕立が降り出す夏の空が見せるグレージュカラー。下地にシルバーを敷き、その上から絹色を纏わせました。白くしぶかせて降る雨粒の光が反射したような質感が、静かな涼しさを感じさせます。

02

伝統模様の「アラレ」に、雨の情景を見る

伝統模様「アラレ」をあしらった鉄急須に、季節限定のカラーを重ねました。凹凸のあるアラレ模様が光を受けて陰影をつくり、うつろう色合いに雨の情景が重なります。整った模様のリズムは、色の経年変化をやわらかく受けとめ、偶然のようでいて、どこか秩序を感じさせる景色が 、鋳肌の上に少しずつ広がっていきます。

03

経年美化-鋳肌が魅せる、時を刻む色

2色を重ねたカラー鉄急須は、使い続けるうちに少しずつ変化し、鋳肌に表情が生まれます。アラレ模様の整ったリズムが、その色の揺らぎをやさしく受けとめ、唯一無二の景色を描き出します。道具とともに過ごす時間の中で育まれていく、その経年変化こそが、この鉄急須の大きな魅力のひとつです。

04

保温・丈夫・使いやすさ 機能性と安心感を備えた鉄急須

鉄急須はとても丈夫で、割れや欠けの心配が少ないのが特徴です。内側には「ほうろう(ガラスのコーティング)」を施しており、サビの心配もなく、洗剤とスポンジで手軽に洗うことができます。広めの茶こしで茶葉がしっかりと開き、香り高くおいしいお茶を淹れることができます。おそろいの瓶敷は、テーブルへの熱のダメージや輪染みを防いでくれる頼もしい存在。見た目だけでなく、日常に寄り添う機能性も兼ね備えたセットです。

05

今、心に浮かんだあの人へのギフト

透明感と重厚感のある2025年限定カラー鉄急須はギフトにもおすすめです。この鉄急須が、忙しく毎日を生きるわたしの、そして誰かの心がすっとほどける時間のきっかけになったなら。そんな想いが込められています。今、心に浮かんだあの人へ、「透きーをつくる贈り物」。

カラー鉄急須カラー鉄急須・瓶敷セットカラー鉄急須・瓶敷セットカラー鉄急須・瓶敷セットカラー鉄急須・瓶敷セット
カラー鉄急須・瓶敷セット

[2点セット]カラー鉄急須 0.65L・瓶敷 14cm 「雨」 - トピック1

- topic 1 -

カラー鉄急須・瓶敷セット

―ほんたうのさいはひは一体なんだらう。
「銀河鉄道の夜」より

お茶を淹れるという小さな所作が、慌ただしい毎日から、こころを解き、自分や誰かの“ほんとうの幸い”に、すっと触れるような時間になったなら——。夏の暑い日に、そんなひとときの「透き」を届けてくれる鉄急須です。

カラー鉄急須・瓶敷セットカラー鉄急須・瓶敷セットカラー鉄急須・瓶敷セット

夏の午後の光に、雨音がやさしく混じる時

氷を入れたグラスに、鉄急須から冷茶を注ぐ。カラン、と氷の音が鳴ると季節がふと手に触れたような気がする。外は暑くても、心には涼しさが染み渡っていく。

注ぐ音が、沈黙の隙間を満たしていく

誰かとお茶を注ぎ合うひととき。ぽつりぽつり交わされる言葉の合間に、揺れる湯気や、氷の音が重なる。静けさの真ん中にあるのは、鉄急須。しっとりとした雨のように、やさしく”この時”を包んでくれる。

スマホを伏せて、星のまたたきや雨音に耳を澄ます

スマホを伏せて、鉄急須にそっと手を添える。遠くでは雨が降り、どこかの空で星が瞬いている。そんなことをふと思い出す。カチリと蓋が鳴り、湯の注がれる音がやさしく響く。せわしない時間から一歩離れて、今日という一日をゆっくりほどいていく。

カラー鉄急須・瓶敷セット

[2点セット]カラー鉄急須 0.65L・瓶敷 14cm 「雨」 - トピック2

- topic 2 -

カラー鉄急須・瓶敷セット

色に託す、3つの物語
「雨」と「星」の色の誕生エピソード

2025年夏限定のOIGENカラー鉄急須は、たくさんの物語が重なり合い、生まれました。宮沢賢治が残したイーハトーブの世界、南部鉄器という伝統工芸が出会った異国の地の感性、着色職人たちが培ってきた技術。3つのルーツに迫ります。

岩手の風景

1

宮沢賢治の物語が息づく、岩手の空から

この夏限定カラーは、宮沢賢治(岩手県花巻市出身)の作品世界にも着想を得ています。賢治の作品には、空や自然と心が静かに通い合う情景が数多く描かれています。降り出す雨の線を目で追ったり、夜空の星を見上げたり─。そんな“すきま”の時間が、私たちの中の「ほんとうの幸い」にふれる瞬間なのかもしれません。鉄急須が、そんな静かな”透き”をもたらしてくれることを願って。

カラー鉄急須

2

世界に教えてもらった、“色を愉しむ”発想

OIGENのカラー鉄急須が海を渡ったのは50年前のこと。アメリカからヨーロッパへと広がっていきます。当時は、南部鉄器らしい黒や茶が主流でしたが、ゆったりとしたティータイムをテーブルセッティングと共にたのしむ西洋の方々らしい、カラー展開のリクエストが届きます。オリエンタルな趣と、時と共に風合いを深めていく経年変化の美しさは、インテリアとしても人気を博します。色で遊び、色を愉しむカラーコーディネートは、異国の文化との出会いが気づかせてくれた新たな魅力でした。

カラー鉄急須

3

鋳肌に浮かぶ表情をつくる、着色職人の技

OIGENのカラー鉄急須は、繊細な色の重なりが特長です。 時と共に変化する表情を思い描きながら、色を選び、塗り重ね、最後に手で丁寧に拭き上げる──なかでも「手拭き」は、開発当初からのこだわりの工程です。 鋳肌の表情を確かめながら、色取り職人が絶妙な加減で余分な塗料を拭き取り、深い輝きのある色を生み出します。 特にアラレ模様は凹凸があるぶんムラが出やすく、わずかな力加減で印象が大きく変わるため、仕上げには長年の経験と勘が欠かせません。
時を重ねるほどに、色も艶も少しずつ変化していく。 OIGENは「変わっていくこと」そのものを美しさととらえ、道具が育っていく時間を大切にしています。