いつの時代も凛と佇む、シンプルで洗練されたカタチ

鍋の縁を指でなぞると実感する、ゆるやかにカーブを描きなめらかに流れるアウトライン。デザイナー・山田氏のこだわりと及源鋳造の高度な造型技術を感じます。鉄鋳物ならではの一体造型で、取っ手は美しい曲線を描き、クールさの中にぬくもりを合わせ持つ普遍的なカタチです。

円錐型のステンレス製蓋にも覗く、品質と美意識

蓋はステンレス製造が盛んな新潟県で作られています。ていねいに磨かれた「ヘアライン」と呼ばれる線が同心円状に描かれ、一寸の狂いもなく円錐型の頂点に集まります。頂点からは放射状に光が反射し表情を変えます。持ち手がすっと飛び出した蓋を扱う動作もスタイリッシュです。

光を映し表情を変えるステンレスと、堂々たる漆黒の鉄

異素材のコントラストが特徴的なSHA RA KU MONO ソースパン。女性性と男性性を兼ね備えたジェンダーレスと評されるデザインは、相反する要素が融合することで生まれたもの。軽さと重さ、放つ力と受け取る力、線と面、やさしさとシャープさが絶妙に調和しています。

異素材が無駄なくフィットする－蓋

ステンレス製の蓋は鉄鍋の縁の角度と幅に合うように設計され、すっと収まり馴染みます。

品格あるキッチン・インテリアには『SHA RA KU MONO』というアクセントを

コンロで調理する姿も、見せる収納棚にさりげなく置かれた姿も気高い。フライパンにもなる手軽で使い勝手抜群のソースパン、３サイズから選べる本格鉄鍋キャセロール、そして最後は実力派の鉄グリル。本物の料理力と妥協しないデザイン性が、こだわりのキッチンによく似合います。