OIGEN PREMIUM

SKU: JM-001

Palma ケトル 1.85L

セール価格¥49,500

税込み価格


Palma-ヤシの木をモチーフにしたシリーズの鉄瓶ケトルです。たっぷり1.85Lサイズ。蓋の持ち手にはシリーズのモチーフとなった「ヤシの木」が。横からケトルを眺めると等間隔に鋳込まれたラインが波に、少しせりあがった輪口が島に見えてきます。海に浮かぶ小さな島に立つ象徴的なヤシの木が浮かび上がってくるようです。伝統様式の延長線上では考えつかない革新的なデザイン。『Palma』シリーズは世界的なプロダクトデザイナーである英国出身ジャスパー・モリソン氏と南部鉄器メーカー及源鋳造のコラボレーションで誕生しました。

specifications

Palma ケトル 1.85L
製品仕様

型番

JM-001

サイズ

最大幅(注ぎ口含む)222
外径179
全高(ツル含む)188
※商品の寸法単位はmmです。

容量

1.85L

- size -

対応熱源

直火

ガスコンロ、カセットコンロ、薪、炭、固形燃料に対応しています。

IH200V

IH調理器200Vに対応しています。

IH100V

IH調理器100Vに対応しています。
(一般的な家庭用卓上IH調理器は100V)

電気コンロ

ラジエントヒーターと電熱器に対応しています。

オーブン

対応しません。

- feature -

注ぎ口の美しいシルエット、
流れ出る湯の軌跡さえも
デザインされたケトル

Palma ケトル 1.85Lの細く引き締まった注ぎ口の先から白湯が美しく流れ出てきます。鉄瓶の蓋は一般的に空気孔がありません。そこで、お湯の美しい軌跡のために孔を開けずに空気を入れる設計が施されています。

南部鉄瓶

Palma ケトル 1.85L - 詳細

- details -

01

蓋にすくっと立ち上がる「ヤシの木」のつまみ

砂の中の空洞に高温で溶かした鉄を流し入れて固める技法が鋳造です。凛とした立ち姿が美しい「ヤシの木」もまた、砂の中に細かい空洞を作り、鉄を流し入れて造型された鉄鋳物です。造形する職人の細やかさと技があるからこそできるカタチです。

02

IH調理器からの熱を効率的に利用できる広い底面

IH調理器は天板と鉄瓶の接地面だけに強力な熱が伝わります。強固な鋳鉄製であっても、電磁波の強さに負けて湾曲してきてしまうリスクがあります。そこで、ヤシの幹をスパッと切り取ったような平らな底面は長年使っても安心な厚底設計で、取り込んだ熱を効果的に活用してお湯を沸かします。

03

軽やかな重厚感、コレクションしたい『Palma』

南国の風に揺れるヤシの木と雪国岩手の荒々しい鉄鋳物。相反するイメージが融合した『Palma』は、従来の鉄鋳物にはないしなやかさや軽快さをまとった唯一無二の鉄器シリーズです。

01

蓋にすくっと立ち上がる「ヤシの木」のつまみ

砂の中の空洞に高温で溶かした鉄を流し入れて固める技法が鋳造です。凛とした立ち姿が美しい「ヤシの木」もまた、砂の中に細かい空洞を作り、鉄を流し入れて造型された鉄鋳物です。造形する職人の細やかさと技があるからこそできるカタチです。

02

IH調理器からの熱を効率的に利用できる広い底面

IH調理器は天板と鉄瓶の接地面だけに強力な熱が伝わります。強固な鋳鉄製であっても、電磁波の強さに負けて湾曲してきてしまうリスクがあります。そこで、ヤシの幹をスパッと切り取ったような平らな底面は長年使っても安心な厚底設計で、取り込んだ熱を効果的に活用してお湯を沸かします。

03

軽やかな重厚感、コレクションしたい『Palma』

南国の風に揺れるヤシの木と雪国岩手の荒々しい鉄鋳物。相反するイメージが融合した『Palma』は、従来の鉄鋳物にはないしなやかさや軽快さをまとった唯一無二の鉄器シリーズです。

南部鉄瓶

Palma ケトル 1.85L - トピック1

- topic 1 -

南部鉄瓶

Palma ケトル 1.85L - トピック2

- topic 2 -

東日本大震災後に立ち上がった
『Palma』開発プロジェクト

2011年3月11日、東日本は壊滅的な大地震に襲われ岩手県内陸の当社・及源鋳造も甚大な被害を受けました。
同年、あるプロジェクトから声がかかります。
英国のプロダクトデザイナーであるジャスパー・モリソン氏とタッグを組まないかと。

1

現代の在りようの中、進化を止めない及源鋳造の新たな挑戦

日本のものづくりの新たな可能性を国内外へ発信するプロジェクト「ジャパンクリエイティブ(以下JC)」の第一弾として白羽の矢が立ったのが南部鉄器の及源鋳造。JCは、日本人が持つ優れた美意識や、伝統に根差した技術を継承する“マニュファクチュア”と、世界で活躍するデザイナーのコラボ作品を生み出すプロジェクトとして歩み始めたばかりでした。

2

「鉄器をよく知るシェフが喜ぶ鉄器を作ってほしい」

岩手県沿岸の被災地での復興支援が続く中、毎週のように炊き出しをするシェフがいました。フランス料理の伊藤勝康シェフです。国内外の名だたる料理人たちが伊藤シェフをハブに、料理の力で被災された方々を励まし続けていました。伊藤シェフが外での調理で頼りにしたのが、安定しない熱源でもその「蓄熱力」で優れた料理力を発揮する鉄器でした。プロジェクトの打診をもらった時、迷わず伊藤シェフのための鉄器を、とお願いしました。

3

鋭い洞察力と軽やかな発想力で、唯一無二の『Palma』誕生

ほどなくして、モリソン氏と伊藤シェフの対面が叶います。伊藤シェフのレストラン「ロレオール」(現・岩手県田野畑村)の厨房で調理を見学しながら、熱心に質問をするモリソン氏の姿が印象的でした。「OIGENが言いたいことは分かった」と笑顔で言い残し岩手をあとに。それから数か月後、Palma フライパン 24cmのサンプルが届きます。その後シリーズ展開され、2012年には世界最大の家具・インテリア見本市「ミラノサローネ」で世界に向けて発表されました。伊藤シェフの厨房には今も、使い込まれ渋く黒光りするPalma フライパン 24cmがすぐ手に届く場所に置かれています。

鉄瓶の湯垢付け方法

鉄器をお使いいただく前に

各地の水質の違いで「湯垢」の付きやすさが異なります。そこでOIGENでは最初の湯沸しは市販の「硬水」エビアンのご使用を推奨しています。

詳細を見る