SKU: JM-006

Palma スパイスコンテナー

セール価格¥11,000

税込み価格

在庫あり


『Palma』-ヤシの木をモチーフにしたシリーズのアイコニックなアイテム『スパイスコンテナー』。3つのスパイス皿に“ヤシの木”の持ち手がついた印象的なデザイン。『Palma シリーズ』は世界で最も影響力のあるプロダクトデザイナーの一人と言われる英国出身のジャスパー・モリソン氏と南部鉄器メーカー及源鋳造のコラボレーションで誕生しました。J・モリソン氏が岩手のレストランでランチを食べた時に、スパイスがのった小さな3枚のお皿を見てインスピレーションが沸いたそうです。

ギフトオプション

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specifications

Palma スパイスコンテナー
製品仕様

型番

JM-006

サイズ

外寸127×127
全高121
※商品の寸法単位はmmです。

重量

270g

- size -

- feature -

凛とした美しいヤシ『Palma』

- feature -

凛とした美しいヤシ『Palma』

「スーパーノーマル」という独自のデザイン哲学を掲げ、ムダをそぎ落とした実用的なデザイン
で知られるJ・モリソン氏と南部鉄器メーカーOIGENがタッグを組み誕生した『Palma』シリーズ。モチーフとなっている“ヤシの木”がすっと立つ、軽快なデザインの『スパイスコンテナ―』はシリーズの中でも象徴的なアイテム。広がる“葉”部分に、人差し指と中指をかけて持ち上げられます。3つの皿には胡椒などのスパイスやジャムの小瓶をセットして。テーブルの上できれいに収まります。

Palma スパイスコンテナー

Palma スパイスコンテナー

- details -

01

繊細な鋳肌が美しい鋳鉄の“ヤシの木”

砂の中の空洞に高温で溶かした鉄を流し入れて固める技法が鋳造です。“ヤシの木”も砂の中に細かい空洞を作り、鉄を流し入れ造型した鉄鋳物です。造形する職人の細やかさと技があるからこそできるカタチです。

02

2つの鋳物が美しく組まれた『Palma スパイスコンテナー』

立ち上がっている“ヤシの木”部分と土台となっている3つの皿は別々の鉄鋳物として造型されます。“幹”の根本の四角い形が土台にぴったり収まり組まれます。グラつくことなく凛と立つその“ヤシの木”にはOIGENの丁寧な加工の技が生きています。

03

シリーズとしてコレクションしてみたくなる『Palma』

南国の風に揺れるしなやかなヤシの木と雪国岩手の荒々しい鉄鋳物。相反するイメージが融合した『Palma』。キリっとしたスタイリッシュさと柔軟さのバランスが心地よく、従来の鉄器にはない軽やかさです。世界が誇るプロダクトデザイナーであるJ・モリソン氏が手掛けた唯一無二の鉄器シリーズです。

01

繊細な鋳肌が美しい鋳鉄の“ヤシの木”

砂の中の空洞に高温で溶かした鉄を流し入れて固める技法が鋳造です。“ヤシの木”も砂の中に細かい空洞を作り、鉄を流し入れ造型した鉄鋳物です。造形する職人の細やかさと技があるからこそできるカタチです。

02

2つの鋳物が美しく組まれた『Palma スパイスコンテナー』

立ち上がっている“ヤシの木”部分と土台となっている3つの皿は別々の鉄鋳物として造型されます。“幹”の根本の四角い形が土台にぴったり収まり組まれます。グラつくことなく凛と立つその“ヤシの木”にはOIGENの丁寧な加工の技が生きています。

03

シリーズとしてコレクションしてみたくなる『Palma』

南国の風に揺れるしなやかなヤシの木と雪国岩手の荒々しい鉄鋳物。相反するイメージが融合した『Palma』。キリっとしたスタイリッシュさと柔軟さのバランスが心地よく、従来の鉄器にはない軽やかさです。世界が誇るプロダクトデザイナーであるJ・モリソン氏が手掛けた唯一無二の鉄器シリーズです。

Palma スパイスコンテナー

Palma スパイスコンテナー

- topic 1 -

東日本大震災後に立ち上がった
『Palma』開発プロジェクト

2011年3月11日、東日本は壊滅的な大地震に襲われ岩手県内陸の当社・及源鋳造も甚大な被害を受けました。
同年、あるプロジェクトから声がかかります。
英国のプロダクトデザイナーであるジャスパー・モリソン氏とタッグを組まないかと。

1

現代の在りようの中、進化を止めない及源鋳造の新たな挑戦

日本のものづくりの新たな可能性を国内外へ発信するプロジェクト「ジャパンクリエイティブ(以下JC)」の第一弾として白羽の矢が立ったのが南部鉄器の及源鋳造。JCは、日本人が持つ優れた美意識や、伝統に根差した技術を継承する“マニュファクチュア”と、世界で活躍するデザイナーのコラボ作品を生み出すプロジェクトとして歩み始めたばかりでした。

2

「鉄器をよく知るシェフが喜ぶ鉄器を作ってほしい」

岩手県沿岸の被災地での復興支援が続く中、毎週のように炊き出しをするシェフがいました。フランス料理の伊藤勝康シェフです。国内外の名だたる料理人たちが伊藤シェフをハブに、料理の力で被災された方々を励まし続けていました。伊藤シェフが外での調理で頼りにしたのが、安定しない熱源でもその「蓄熱力」で優れた料理力を発揮する鉄器でした。プロジェクトの打診をもらった時、迷わず伊藤シェフのための鉄器を、とお願いしました。

3

鋭い洞察力と軽やかな発想力で、唯一無二の『Palma』誕生

ほどなくして、モリソン氏と伊藤シェフの対面が叶います。伊藤シェフのレストラン「ロレオール」(現・岩手県田野畑村)の厨房で調理を見学しながら、熱心に質問をするモリソン氏の姿が印象的でした。「OIGENが言いたいことは分かった」と笑顔で言い残し岩手をあとに。それから数か月後、Palma フライパン 24cmのサンプルが届きます。その後シリーズ展開され、2012年には世界最大の家具・インテリア見本市「ミラノサローネ」で世界に向けて発表されました。伊藤シェフの厨房には今も、使い込まれ渋く黒光りするPalma フライパン 24cmがすぐ手に届く場所に置かれています。